木田画伯願う 乾巨人で才能開花&大累の足期待

2016年04月20日 10:40

野球

木田画伯願う 乾巨人で才能開花&大累の足期待
巨人へ移籍した乾へエールを送った木田画伯
 日本ハム・木田優夫GM補佐(47)による今回の「木田画伯の球界絵日記」は、大累進内野手(25)とのトレードで巨人へ移籍することになった乾真大投手(27)について。斎藤佑樹投手(27)と同期の「ハンカチ世代」サウスポーが新天地で花開くことを祈りながら、新加入する「犬よりも速い男」への期待も口にしています。
 先日、今季2組目のトレードが決まりました。今回はファイターズの乾投手とジャイアンツの大累選手が交換で移籍となりました。

 乾投手は2011年にファイターズに入団したので僕も2年間、一緒にプレーしたチームメートです。入団してきたときから140キロ後半の直球を投げ、「才能豊かな左投手入って来たな」と心強く思ったのを覚えています。

 ただ、ファイターズの5年間では思ったような登板機会に恵まれていなかったのも事実です。今回のトレードにあたり、ジャイアンツが乾投手の才能を高く評価してくれて話は進みました。新天地でその素晴らしい才能を開花させ、活躍することを祈っています。

 一方でファイターズに加わった大累選手は、駒大苫小牧から道都大へ進学しジャイアンツに入団した生粋の道産子です。しかも、入団会見当日に知ったのですが、実家が札幌ドームのすぐ近くだそうです。「犬よりも速い」という足はジャイアンツ入団後、さらに速くなっているそうなので、きっとファイターズの大きな力になってくれると思っています。

 今年はすでに札幌出身の米野捕手兼コーチ補佐がファイターズに入っていて、実はシニアリーグの先輩後輩になります。今季、札幌出身の2人が札幌ドームで暴れまくる日があるかもしれません。北海道の皆さん、札幌の皆さん、楽しみにしていてください。

 前回、DeNAに移籍した藤岡選手のことをお伝えしたばかりで、2回続けてトレードのご報告でした。ファイターズのため、選手のため、野球界のためですのでご理解ください。 (日本ハムGM補佐)

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