木田画伯 ハム侍よ世界を斬れ!自分も憧れた代表ユニ着る選手の活躍楽しみ

2017年03月08日 15:48

野球

木田画伯 ハム侍よ世界を斬れ!自分も憧れた代表ユニ着る選手の活躍楽しみ
日本ハム・木田優夫GM補佐が描いた、日本ハムのWBC日本代表選手とメキシコ代表選手のイラスト Photo By 提供写真
 日本ハム・木田優夫GM補佐(48)による「木田画伯の球界絵日記」は、侍ジャパンについてです。かつて憧れた「JAPAN」のユニホーム。その思いは今も忘れていません。日本代表に中田翔内野手(27)ら4選手、メキシコ代表にも助っ人2人が選ばれている日本ハム。願うのは彼らの活躍とケガなく帰ってくることです。
 7日から第4回WBCの1次ラウンドが始まりました。ファイターズからは侍ジャパンに増井投手、宮西投手、大野捕手、中田選手の4人が選ばれています。また、メンドーサ投手とレアード選手もメキシコ代表に選ばれ、チームを離れてアメリカに行っています。ファイターズからこれだけの選手が選ばれたことは光栄なことですし、プロ野球の球団として日本代表である侍ジャパンを全力で応援しています。

 高校時代に甲子園出場経験がなく、日本代表チームに選ばれたことがなかった僕には卒業後、ジャパンのユニホームを着て世界大会に出るという夢がありました。ただ、その頃はプロ野球の選手が参加する世界大会がなかったので、プロ野球に入るということは世界大会という夢を諦めることでした。

 ドラフトでジャイアンツに指名された後も、その夢を諦めるかどうしようか悩んでいましたが、ある日、3歳上の兄が僕の部屋に来て「日本大学明誠高で3年間、野球をしていてずっと“NIHON”のユニホームを着ていたのだから、別に“JAPAN”にこだわらなくていいだろう」と言う変な説得をされてジャイアンツ入団を決めました。

 その後、プロ野球選手がオリンピックに参加するようになり、今や日本代表の侍ジャパンのトップチームはプロ野球選手で構成され、常設されるようになりました。結局、僕自身は日本代表に選ばれることはありませんでしたが、今でもジャパンのユニホームに対する憧れを持っています。

 参加している選手には全力でプレーして勝利に貢献してきてほしいと思っています。そして、本当にケガなく帰ってきてほしいとも思っています。(日本ハムGM補佐)

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