日大三 小刻み継投で野球規則違反 審判員気付かず

2017年03月20日 05:31

野球

日大三 小刻み継投で野球規則違反 審判員気付かず
<日大三・履正社>9回、片山に四球を与え岡部(左)にマウンドを譲る桜井 Photo By スポニチ
 【第89回センバツ高校野球・第1日   日大三5―12履正社 ( 2017年3月19日    甲子園 )】 大会本部は日大三―履正社で公認野球規則に違反した選手交代があったと発表した。
 規則上、同一イニングで投手が一度他の守備位置についたら、再び投手となる以外他の守備位置には移れず、投手に戻ってから投手以外の守備位置に移ることもできない。日大三・桜井は9回に投手―中堅手―投手―中堅手と移り、プレーを続けた。相手のアピールがなく、投手が次の一球を投じると交代は訂正できない。

 この試合の審判幹事を務めた木嶋一黄審判技術顧問は「審判員が気付かなかった。今後はないよう対策を講じたい」と話した。

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