小林、19打席ぶり安打が千金打 由伸監督「ここぞで一本打ってくれた」

2017年05月24日 08:00

野球

小林、19打席ぶり安打が千金打 由伸監督「ここぞで一本打ってくれた」
<神・巨>7回2死一、二塁、小林は先制の適時二塁打を放つ Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人1―0阪神 ( 2017年5月23日    甲子園 )】 必死に食らいついた打球が右翼線で弾んだ。0―0の7回2死一、二塁。菅野の恋女房を務める巨人・小林が、追い込まれながらも秋山の高め直球を捉えた。19打席ぶりの安打が均衡を破る値千金の決勝打。「しっかり打てるようにと思って打席に入った。バットに当てることしか考えていなかった」と胸を張った。
 開幕から思うような打撃ができず、打率は1割台。早出特打を欠かさず、バットを振り込んできた。5日前にはティー打撃を見守っていた高橋監督から「(ティー打撃では)いろいろな場所に立って、センターから右方向に打ち返してみろ」と助言をもらっていた。右翼線二塁打という最高の結果に、指揮官は「数字(打率)はいいものではないが、ここぞで一本打ってくれた」と目尻を下げた。守っては3投手をリードし、今季8度目の零封勝利を演出。「(菅野)智之はさすがでしたね。いつも頑張ってくれているし、勝てて良かった」とホッとした表情だった。(川島 毅洋)

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