新日鉄住金東海REXの155キロ右腕・鈴木 敗れるも「今回のドームはいい勉強」

2017年07月22日 22:05

野球

 【都市対抗野球大会第9日準々決勝   NTT東日本6―5新日鉄住金東海REX ( 2017年7月22日    東京D )】 3点差の6回、新日鉄住金東海REXのマウンドには背番号39の鈴木博志が上がった。「試合の流れをこっちにと思ってストレートで押しました」と150キロ台を連発したものの、ストレートだけでは狙われる。2安打で1点を奪われ「あの1点が痛かった」と悔やんだ。9回、5番中嶋に3ランが出て1点差になっただけに、自分が与えた1点がズシリと重くのしかかった。
 7回からはカットボールもまじえ2イニングをパーフェクト。154キロも記録した。これまで1〜2イニングの短い登板が多かったが2回戦、そしてこの日と3イニングを投げたことで「はい、3回投げられたことは自信になります。狙われても空振りの取れるストレートを磨くことも含め、今回のドームはいい勉強になりました」と前を向いた。今秋のドラフト1位候補。現時点では未完成の部分は多いが、逆にそれが魅力の20歳でもある。

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