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清宮価値ある107号 ほぼ公式戦球場規格 強豪校と多く対戦

2017年07月29日 07:30

野球

清宮価値ある107号 ほぼ公式戦球場規格 強豪校と多く対戦
7回無死、早実・清宮が左翼へ通算107号となる本塁打を放つ Photo By スポニチ
 【第99回全国高校野球選手権西東京大会   早実4―1八王子学園八王子 ( 2017年7月28日    神宮 )】 高校通算本塁打は公式記録ではなく、公式戦以外に練習試合も含めたもの。選手の自己申告や報道各社がまとめた数字で、試合数や球場の基準はない。3年夏の選手権後に高校日本代表の試合や国体に出場した場合も数えるのが通例だ。
 ランキング上位選手の中には狭い自校グラウンドの練習試合で量産したケースもあるが、早実の王貞治記念グラウンドは両翼93メートル、中堅120メートルと公式戦の球場規格。さらに早実は招待試合では各地方大会の決勝の使用球場で試合を重ね、相手も秀岳館(熊本)や三本松(香川)など甲子園出場レベルの強豪校との対戦が大半だ。

 強豪校は年間に公式戦、練習試合を含めて80〜100試合程度をこなす。早実は春夏の甲子園にいずれも出場しなかった清宮の2年時は86試合を戦ったが、1年時は53試合(清宮入学後)、3年時はセンバツに出場したこともあり28日時点で46試合と決して多くはない。高校入学から今夏まで185試合中183試合に出場し、107発。1.7試合に1発ペースと驚異的な確率で積み上げた107本塁打は価値が高い。(アマチュア野球担当・東尾 洋樹)

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