イチロー異例契約は球団への恩返し…終わりではない「来年体重108キロなら終わりですよ」

2018年05月04日 12:21

野球

イチロー異例契約は球団への恩返し…終わりではない「来年体重108キロなら終わりですよ」
現地時間3日、シアトルで会見したマリナーズのイチロー(AP) Photo By AP
 ベンチ入りメンバーを外れ、会長付特別補佐に就任したマリナーズのイチロー外野手(44)が3日(日本時間4日)、本拠地シアトルで会見した。
 マリナーズ復帰が正式に決まった3月7日からの日々を「僕の18年の中で最も幸せな2カ月」と振り返ったイチロー。会長付特別補佐就任は12シーズンと2カ月を過ごした球団への“恩返し”で、「大好きなチームです。そのチームがこの形を望むなら、それが一番の助けになるのであれば、喜んで受けようという経緯です」と異例の契約をかわした理由を明かした。

 今季の残り試合には出場しないが、来季以降にチームの一員として故障者が出た場合などに選手としてプレーする可能性がある。「僕は『野球の研究者』でいたい。今、44歳で、アスリートしてこの先どうなっていくのかどうなっていくか見てみたい。プレーしていなかったとしても、毎日鍛錬を重ねることでどうなるか見てみたいという興味は大きいので。それは変わらないと思う」と新たな“挑戦”を口にしたイチロー。

 会見では報道陣から「これは終わりではない?」という質問も出たが、「来年の春に(体重が)240ポンド(約108・9キロ)になっていたら終わりですよ。ただ、その可能性は低いと思う。そうでなければ終わりでないと思います」と答えていた。

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