【東尾修 視点】清宮、直球と変化球の待ち方の割合を投手別に変えていければ

2018年05月16日 08:20

野球

【東尾修 視点】清宮、直球と変化球の待ち方の割合を投手別に変えていければ
二塁打を放ち、二塁ベース上でほっとした表情を浮かべる清宮 Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   日本ハム2―0西武 ( 2018年5月15日    東京D )】 日本ハム・清宮がシンプルに臨んで結果を出した。3打席目の安打だけでなく、前の2打席も高めに浮いた球を振った。前カードのソフトバンク戦では、追い込んでから落ちる球にやられていた。その意味で、カウントを取りにくる甘い球を仕留める意識は相当強かった。
 ただ、投手は打たれれば次の手を打つ。あれだけホームベースから後ろに立ち、オープンスタンスで構えたら、胸元への速球は投げやすい。早打ちが続くなら、カウント球で落ちる球を使う投手も出てくる。より複雑な配球が増える。

 大切になるのは、投手別の状況整理だ。具体的には直球と変化球の待ち方の割合を投手別に変えること。まだ相手投手が分からず、9対1とか、8対2と偏り過ぎているように見える。直球も変化球も打てる技術はある。打席を重ね、相手を知って割合を変えられるようになれば、率も上がり、本塁打も自然と増える。

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