オリドラ1田嶋 雪辱のレオ斬り 両リーグ新人トップ5勝

2018年05月21日 05:30

野球

オリドラ1田嶋 雪辱のレオ斬り 両リーグ新人トップ5勝
<オ・西>7回を4安打無失点に抑え、5勝目を挙げた田嶋(撮影・後藤 正志) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス3―0西武 ( 2018年5月20日    ほっと神戸 )】 プロ初黒星を喫した西武を相手に見事なリベンジ。オリックスのドラフト1位・田嶋は言葉に力を込めた。
 「投手として、2回連続で同じ相手にやられるわけにはいかない」。7回を4安打無失点。4月7日の初対戦で4回途中6失点と打ち込まれた強力打線を抑え込み、アルバースに並ぶチームトップの5勝目を挙げた。

 「直球が走っていたので、ガンガン押していこうと思った」。最大の武器は、初回から自己最速を更新する153キロを計測した。1―0で迎えた6回1死二塁でも3番・浅村を149キロで左飛、4番・山川を150キロで一飛に仕留め、ピンチを切り抜けた。

 繊細な神経を持ち、アマ時代から登板前夜は不安に襲われて寝付きが悪かったが、その「弱点」を克服しつつある。就寝数時間前から自室を薄暗くし、お気に入りのアロマオイル「オレンジスイート」の香りに、BGMはクラシック音楽を流す。快適な睡眠環境を得て「無になって寝られるし、次の日の気分もいい」と笑った。

 両リーグの新人でトップの勝ち星を挙げる左腕は「シーズンが終わった後に2桁を挙げて新人王に選んでいただけたらいい」。目標の一つに掲げる勝利数の半分に早くも達した。

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