西武・秋山 御前試合で4安打4打点 侍稲葉監督「縁を感じる」

2018年05月25日 05:30

野球

西武・秋山 御前試合で4安打4打点 侍稲葉監督「縁を感じる」
<ソ・西>ヤフオクドームを訪れ秋山(右)と話す侍ジャパン・稲葉監督(撮影・岡田 丈靖) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   西武12―5ソフトバンク ( 2018年5月24日    ヤフオクD )】 眠れる獅子舞打線が復活した。2点を追う6回2死一、三塁。西武・秋山が嘉弥真の代わりばなの初球を右中間へ逆転7号3ラン。4安打4打点の活躍で今季最多17安打の猛打を呼び起こした。
 「前の打者がつないでくれたので、なんとかしたいと思っていた。初球はたまたま。ちゃんと仕留められてよかった」

 前夜の同点弾に続き、2戦連発の殊勲打。先発・ウルフの4回途中5失点KOの嫌な流れを一掃し、打線は終盤4イニングで9得点。12試合ぶりの2桁12得点と、5月に5度の零敗を喫した打線に勢いが戻った。

 球場には侍ジャパン・稲葉監督の姿があった。「投手が交代した直後の初球を3ラン。私が見に来てホームランだったり4安打というのは縁を感じる」。3月の代表にも選出した秋山の活躍を絶賛した。その言葉を伝え聞いた秋山は「それだけは大々的に取り上げてもらいたいですね。名前がないとかならないように」と冗談めかした。

 秋山は内野安打、3ラン、左越え二塁打で迎えた9回に中前打を放ち、今季2度目の4安打。「三塁打はこの球場はなかなか出ない。それよりああいう展開でヤフオクで勝てたのがよかった」。昨季1勝11敗だった敵地で2連勝。サイクルよりも価値を見いだす勝利で、チームは5カードぶりの勝ち越しを決めた。 (春川 英樹)

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