今も忘れないゴジラの“あの”絶叫シーン…大谷にも期待したい

2021年04月04日 02:30

野球

今も忘れないゴジラの“あの”絶叫シーン…大谷にも期待したい
<エンゼルス・ホワイトソックス>9回、今季初本塁打となる2ランを放ちトラウト(左)に迎えられた大谷 Photo By 共同
 【ア・リーグ   エンゼルス8ー12ホワイトソックス ( 2021年4月2日    アナハイム )】 【記者フリートーク】松井秀喜氏が巨人に入団した93年は巨人担当。10年後、ヤンキース移籍後の03年から06年まで全試合を取材した。彼の持論は「打者は受け身。甘い球をいかにしっかり捉えるか」。一方の大谷は「スイングしなければ始まらない」という。厳しい球でも初球から積極的に打ちにいく姿勢は松井氏と対照的だ。
 共通点は「負けず嫌い」と「気分転換がうまい」ところ。感情の起伏を見せないプレースタイルも似ている。本塁打を放ってもクールに振る舞う2人の姿は格好いいと感じる。

 そんな松井氏が03年のレッドソックスとのリーグ優勝決定シリーズ第7戦で見せた雄叫びを上げながらのホームインは今も忘れない。普段はクールな男が、理性を超えて感情を解放する姿はファンを魅了する。大谷にも、今季はそんな名場面を期待したい。(MLB担当・笹田幸嗣通信員)

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