【大谷と一問一答】100マイル超え9球に「体自体は動いていた。良かった」「ケガはつきもの」

2021年04月05日 15:47

野球

【大谷と一問一答】100マイル超え9球に「体自体は動いていた。良かった」「ケガはつきもの」
試合後に会見に応じる大谷
 エンゼルスの大谷翔平投手(26)は4日(日本時間5日)、本拠地アナハイムでのホワイトソックス戦に「2番・投手」で先発出場。投手として今季初登板し、投打同時出場の「リアル二刀流」を本格始動させた。
 打っては先制本塁打するなど2打数1安打、投げては4回2/3を3失点で、1050日ぶりの勝利投手目前で降板し、勝敗はつかなかった。直球の最速は100・9マイル(約162・3キロ)。チームは同点の9回にウォルシュが左中間にこの日2本塁打目の3ランを放ち7―4でサヨナラ勝ちした。

 試合後の主な一問一答は以下の通り。

 ――5回途中降板となったが、次回の降板の教訓になるか。
 「最後も苦しかったですけど、いい球はいっていたと思うので。心の持ちようなのかなと思いますし、教訓になるかなと思います」

 ――かつてメジャーでも二刀流が出来ることを証明したいと話していた。
 「打席は全部いい打撃というか、ほぼ完璧な内容ではあったので。打席に関しては言うことはないんですけど、5回は少しのところなのかなと思います。1つ公式戦でこういう形で出来たのは良かったところじゃないかなと思います」

 ――マウンドで感情をあらわにしていた。以前より楽しめた実感はあったか。
 「まず自分で100%が出るかどうか。結果が良くても悪くても、全然捉え方が変わってくると思うので。そこ次第じゃないかなというか。自分が楽しんで、100%力が発揮できたと思えば、そういう試合が多くなるんじゃないかなと思っています」

 ――100マイル(約161キロ)を超える直球は2018年のどの試合よりも多かった(9球)。アドレナリンが出たか。
 「体自体は動いていたし、良かったのかなと思います。ファンの方も多く入って、去年と違う雰囲気、すごく野球をやっているなという感じがするんじゃないかなと思います」

 ――二刀流ができないという世間の声を見返したい気持ちは。
 「あまりそういうのはないですかね。普通にやっているというか、もちろんいい試合もあれば、悪い試合もあるので。その1試合の捉え方で出来た、出来ないではないと思うので」

 ――5回の投球でベンチが続投させてくれていた。
 「ありがたいですし、状況を見ればスイッチをしてもおかしくないところで我慢して使ってもらったところはあると思うので。何とか応えたかったですけど、ああいう形になって悔しいかなと思います」

 ――ジョー・マドン監督が信頼して投げさせてくれた。
 「先発としては嬉しいと思います。そこで投げきるか投げきらないかで、信頼度が変わってくる。そういう意味でも抑えたかった気持ちがあるのかなと思います」

 ――ファンの存在は大きかったか。
 「大きいですね。かなり。打席での集中力と言うか、何となく打てそうだな、抑えられそうだなという雰囲気を作ってくれるのはファンの人だと思っているので。いると、いないでは全く違うと思います」

 ――本塁ベースカバーで走者と交錯した。 当たった箇所や5日(日本時間6日)以降の出場は。
 「正確にどこに当たったのかは、衝撃で分からなかった。どちらかというと僕の方から乗っかっていった。脚をすくわれて乗っかっていった感じなので。ふくらはぎとかその辺かなと思います。明日の出場は分からないです。状態を見てかなと。また話してかなと思います」

 ――「大きなケガから復活して、二刀流活躍して、勇気づけられる」と言うファンがいた。そういう声を聞いて。
 「それは受け取る人の感覚というか、僕は頑張りたいことを頑張りたいと思っているだけなので。あんまり仕事だとういう感覚ではないですし。ただ自分が頑張りたいなと思っている分野のことなので、けがはしても、ケガはつきものだと思いますし。必ずしも誰でも大なり小なりあると思うので。たまたま大きいケガをしましたけど、まだまだ頑張りたいなと思っています」

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