ツインズ・マエケン 今季初勝利に「野手にたくさん助けられた」「ほっとしました」

2021年04月08日 05:57

野球

ツインズ・マエケン 今季初勝利に「野手にたくさん助けられた」「ほっとしました」
<タイガース・ツインズ>力投するツインズ先発の前田。6回2失点で今季初勝利を挙げた(AP) Photo By AP
 【ア・リーグ   ツインズ3―2タイガース ( 2021年4月7日    デトロイト )】 ツインズ・前田健太投手(32)が、7日(日本時間8日)のタイガース戦で今季2度目の先発登板。3本の長打を含む7安打を許したが、味方の好守にも救われ、6回を2失点に抑えた。
 2回は一死一塁でタイガース話題の新人アキル・バドゥーに1-2からのチェンジアップを右中間三塁打とされ、5回はウィルソン・ラモスに真ん中に入ったスライダーをソロ本塁打と2失点。それでも6回に味方が逆転し、3対2とリード。しかしその裏は時速100マイル(約161キロ)超えの強い打球を次々に打たれる。2番ウィリー・カストロの右前打のあと、3番ミゲル・カブレラにレフト左に二塁打。一塁走者が一気に生還するところが中継に入ったアンドレルトン・シモンズ遊撃手の素早い動きと好返球でホームは間一髪アウト。その後四球、安打で1死満塁のピンチとなり、ライトにフライを打たれるが、右翼手カイル・ガーリックの好返球で三塁走者が再び本塁手前でアウト。前田はかろうじてリードを保ち、7回以降は2人のリリーフ投手が無失点で切り抜けた。

 前田は今季初勝利。2試合の防御率は2・61となった。

 試合後の一問一答は以下の通り。

 ――開幕戦で良くなかったメカニックは修正できたか。
 「修正できた部分もありますし、まだまだな部分もある。でも今日は野手にたくさん助けられた。特に6回あの2つのプレーがなかったら、勝てていなかったと思う」

 ――6回は投げていて感覚が違ったとか。
 「それはないです。先頭打者には投げミスで。ミギー(カブレラ)には良い球をうまく打たれました」

 ――今季初勝利。
 「ほっとしました。ピンチは野手に助けてもらい、1点差をリリーフ投手に守り切ってもらった」

 ――2回も最少失点に切り抜けた。
 「ラッキーな部分もある。ピッチャーライナーでゲッツーで終われた。悪い時に最少失点で抑えゲームを作るのは、できない時が多かった。それが去年あたりから粘ってゲームを作れている。このピッチングを1年間続けられれば」

 ――タイガース打線の印象。
 「去年、チーム成績が良くなくても、いい打者がそろっているし、僕自身相性が悪いと思っていた。去年たくさん当たったから、読み合いもあるし、今日も投げながら難しい相手だなと」

 ――今日でメジャー通算150試合登板。
 「いい経験も、苦しい経験もしてきた。そんな中で1年1年成長できていて、自分のレベルを上げられている」

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