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ゴリラクリニックベースボール 「常識破壊」で逆転サヨナラ初優勝 創部わずか5年で頂点

2024年09月19日 04:44

野球

ゴリラクリニックベースボール 「常識破壊」で逆転サヨナラ初優勝 創部わずか5年で頂点
<ゴリラクリニックベースボール・静岡ガス>優勝したゴリラクリニックベースボール Photo By スポニチ
 【スポニチ主催天皇賜杯第79回全日本軟式野球大会ENEOSトーナメント最終日   ゴリラクリニックベースボール3-2静岡ガス ( 2024年9月18日    静岡県草薙総合運動場硬式野球場 )】 決勝が行われ、前回準優勝のゴリラクリニックベースボール(東京第1)が3―2の逆転サヨナラで静岡ガス(静岡)を破り初優勝を果たした。最優秀選手賞には、決勝で完投した箭内翔太投手(26)が選出された。
 創部わずか5年。今浪隆博監督が掲げる「常識破壊」が実った瞬間だった。新鋭のゴリラクリニックベースボールが出場35回の古豪を逆転サヨナラで下し、日本一に輝いた。

 1点を追う9回は3連打で同点に追いつきなお1死満塁。「昨年の決勝で最後の打者となった悔しさをぶつけた」という5番・関根雅(26)が、初球の直球を捉え決勝の右前打を放った。軟式野球では当たり前とされた「叩きつける」打法からの変革を訴える今浪監督の下、チームの信条はフルスイング。バントよりも強攻を選び、6戦7本塁打37得点と圧倒的な打力を見せつけて頂点に立った。ナインの手により宙を舞った今浪監督は「選手の能力を信じ、戦い方を貫いた結果。優勝してホッとした」と感慨深く語った。

 ▼静岡ガス・車谷芳紀監督 悔しいです。竹内は一球一球丁寧に投げていた。若い選手が多いので、この経験を糧にしてほしい。

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