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ヤクルト「青木ブースト」連勝!本人は「そうなの?」「不思議な感じ」サンタナ弾呼ぶ日米2725安打目

2024年09月19日 21:53

野球

ヤクルト「青木ブースト」連勝!本人は「そうなの?」「不思議な感じ」サンタナ弾呼ぶ日米2725安打目
<ヤ・広>5回、安打を放った青木(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト5―1広島 ( 2024年9月19日    神宮 )】 ヤクルトが投打がかみ合い広島に連勝を飾った。投げては吉村貢司郎投手(26)が5回92球1失点(自責0)と粘りの投球で今季8勝目(8敗)。打っては山田哲人内野手(32)が9戦ぶりとなる12号同点ソロを放つなど2打点と勝利を呼び込む活躍を見せた。
 吉村が初回に1点を失った後の2回に山田が9月8日の阪神戦(神宮)以来9戦ぶりとなる12号ソロで追いつくと、同点の3回には再び山田が勝ち越し犠飛を放った。

 接戦ムードを変えたのはレジェンド・青木宣親外野手(42)だった。1点リードの5回先頭で投手・吉村の代打で打席に立つと、相手先発左腕・床田の投じた3球目の高めの直球を左前に運び日米通算2725安打目。2戦連続となる安打に神宮は沸きに沸いた。続く長岡も右前打で続き1死一、三塁とすると、増田の三ゴロで青木は三本間でタッチアウト。だが、青木がつくったアゲアゲムードは変わらず、続くサンタナがバックスクリーンに叩き込む14号3ランを放ち広島を突き放した。

 試合後に青木は、追い込まれてからの安打を振り返り「そうね。やっぱりヒットを打てる時は打てるんですね。まあ、何か不思議な感じはしますけど。まあ、でも、ほんとヒットを打ててうれしいですよ」と笑顔。不思議な感じについて問われると「打てるな、という感じはしないんだけど、打てるなというか、打てたと言った方がいいかな。そんないつもいつも打てるわけではないので。ただ、いい形で打席には立てていると思います」と自身の感覚を説明した。

 1軍に昇格してからチームは連勝。いい流れをチームにもたらしている42歳は「結果ね、あそこで出たのでうれしいですけど」と苦笑いを浮かべ謙遜。X(旧ツイッター)では「青木ブースト」という言葉がはやっていると聞かされても「そうなの?まあね。どうなのかな。まあでもヒットうれしいよね」と自然体を崩さなかった。

 ▼サンタナ 打ったのはカットボール。ランナーがいたので体が開かないようにセンターを意識して打ち返しました。

 ▼吉村 立ち上がり少し制球に苦しんでボール先行になってしまい先制されましたが、うまく修正して粘り強く投げることができました。

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