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大谷翔平「51-51」生んだ微調整で進化し続ける相棒 “ツートン加工”バットが生む凄まじい打球音

2024年09月20日 14:45

野球

大谷翔平「51-51」生んだ微調整で進化し続ける相棒 “ツートン加工”バットが生む凄まじい打球音
芯周辺がつや消し塗装された大谷のバット(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース20-4マーリンズ ( 2024年9月19日    マイアミ )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日(日本時間20日)、敵地でのマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場。3打席連発を含む6安打10打点2盗塁の大暴れでメジャー史上初となる50本塁打&50盗塁の「50-50」をクリアし、「51-51」を達成。チームも大勝で12年連続プレーオフ進出を決めた。
 大谷は23年オフから米国のメーカー、チャンドラー社製の黒バットを使用している。22年までは33・5インチ(約85・1センチ)、23年3月のWBCや昨季開幕時は34・5インチ(約87・6センチ)の長尺を使ったが、23年途中から「中間」の34インチ(約86・4センチ)に短く調整。重さも31・5オンス(約893グラム)で0・5オンス(約14・2グラム)軽くした。さらに今季からツヤのあるグリップ部分に対し、ヘッド部分はマットな質感の“ツートン加工”の逸品だ。

 大谷の打撃に関して、メジャーリーガーやコーチ、監督、米メディアらが一様に驚くのが、その凄まじい打球音。チャンドラー社製バットは硬く、高音の打球音が特徴。同社製バットをNPB選手や社会人野球チームに提供している「エスアールエス」の宇野誠一社長は、同じく同社製の35インチ(約88・9センチ)のバットを愛用する今季メジャートップ53本塁打を誇るヤンキースのジャッジを引き合いに出し「映像を見ると大谷選手と似た打球音がしている。あのサイズの選手が硬いバットで打つと出る音なのだろう」と解説した。

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