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ロッテ・愛斗 オシャレは足元から“スニーカー愛”に満ちたこだわりコーデ

2024年09月20日 05:00

野球

ロッテ・愛斗 オシャレは足元から“スニーカー愛”に満ちたこだわりコーデ
自慢のスニーカーに合わせたファッションで登場した愛斗(撮影・長久保 豊) Photo By スポニチ
 おしゃれで流行に敏感なプロ野球選手を取り上げる企画「NPB MEN'S CLUB」。今回はロッテの愛斗外野手(27)だ。大のスニーカー好きで、コレクターでもある男が、ファッションへのこだわりなどを語り尽くした。(取材・大内 辰祐)
 ――本日のファッションのポイントは?
 「ファッションというより、スニーカーが大好きなので、スニーカーに合わせて服を選んでいるだけです」

 ――今日のスニーカーはナイキ。
 「“ノット フォー リセール バーシティ メイズ”というやつです」

 ――かなりのレアもの?
 「そうですね。日本では未発売なので。エアジョーダン1ハイって形なんですけど、この黄色の部分が赤のやつは日本でも発売されたんですけど、これはLA限定で売られたカラーなので。今、日本に何足あるかは分からないです」

 ――服は黒で統一した。
 「キャップ、Tシャツ、短パン、ソックス、全部、ワコマリア(※1)です。去年ぐらいからハマっています」

 ――アクセサリーは?
 「これはいつも身に着けているものなので。チェーンはアバランチ(※2)、リングはブシュロン(※3)です。腕時計は(西武時代に)外崎さんから頂いたロレックス。時計は一つしか持っていないので、いつもこれ。お世話になった人からもらったものが一つあれば十分です」

 ――スニーカー好きになったきっかけは?
 「関西人なので、以前はハイブランドばっかり買っていたんですよ。でも、プロ5年目が終わって(現楽天の)浅村さんの自主トレに参加させてもらった時に、練習着や私服を見て、こっちの方が格好良いなって。そこからですね」

 ――スニーカーのコレクションも多い?
 「ニューバランスもあるけど、ナイキが一番好きなので、ナイキだけで60足ぐらいあるかも」

 ――その日に履くものはどうやって決めている?
 「朝起きてすぐに歯を磨くんですけど、磨きながらスニーカーの部屋に行く。クリアボックスに全部、入れて飾ってあるので。10分ぐらい見て、あ、今日これ履きたいな、じゃあ、これ着ようかなみたいな感じです」

 ――飾るだけのスニーカーもある?
 「いえ、それはないです。“靴は履いてなんぼ”という考えなので。レアな靴を汚して履いている人は格好良いと思う。ずっと奇麗なままで放置していても意味ないので」

 ――今後もコレクションは増えそう。
 「そうですね。高校の後輩と“スニーカーを買いに海外に行きたいな”という話をしている。海外の方が安いし、そこでしか買えないものもあるので」

 ※1 元Jリーガーの森敦彦氏、石塚啓次氏が05年に立ち上げたアパレルブランド。「WACKO MARIA」はラテン語で「へんてこなマリア」の意味。

 ※2 1987年に米国のボストンで設立されたアウトドア系のファッションブランド。多様なデザインで、幅広い世代に支持されている。

 ※3 1858年に創業したフランスの老舗ジュエリーブランド。ハイジュエリーを中心に展開しているが、時計や香水なども人気がある。

 【ほのかCheck】自分自身で、どういった洋服が似合うのか、とても分かっている方だと思います。自分の好きなものもはっきりとしていて、特にスニーカーの見せ方は、もうプロですね。ソール、靴ひももしっかりと見える角度が分かっているのでしょう。いちずな情熱が、こちらにも伝わってきます。帽子、Tシャツ、パンツ、靴下も同じブランドなのに、色味が違うものを選んだりしていて、それぞれが引き立つようにしています。ネックレスも、とても似合っていると思いますし、シックな雰囲気の時計も、品のあるストリート系ファッションを演出していると思います。(モデル)

 ≪移籍1年目から勝負強さ発揮≫現役ドラフトで西武からロッテに移籍した今季、愛斗はここまで47試合に出場して打率.185ながら、本拠地のZOZOマリンで行われた6月1日の阪神戦では2―2の11回2死二塁から右越えにサヨナラ二塁打を放ち、19年ぶりの11連勝の立役者となった。6月下旬に右膝蓋(しつがい)骨骨折から約3カ月ぶりに復帰した藤原と入れ替わりで2軍で調整することになったが、西武時代の22年にはともに自己最多となる出場121試合で9本塁打をマークするなど実績ある男は、課題を持って取り組み、8月10日に1軍に復帰。途中出場した8日の楽天戦では貴重な追加点となる適時打を放つなどCS争いを展開するチームで不可欠な存在となっている。

 ◇愛斗(あいと=本名・武田 愛斗)1997年(平9)4月6日生まれ、堺市出身の27歳。小2から浜寺ボーイズで野球を始め、花咲徳栄3年夏の甲子園で4番・中堅で3試合14打数7安打、1本塁打と活躍。15年ドラフト4位で西武に入団し、現役ドラフトで今季からロッテに加入。1メートル77、92キロ。右投げ右打ち。

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