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巨人・井上が8勝目 5回8K1失点、MAX151キロ熱投90球も「最低限」 ベースカバーもきっちり

2024年09月20日 21:33

野球

巨人・井上が8勝目 5回8K1失点、MAX151キロ熱投90球も「最低限」 ベースカバーもきっちり
<広・巨 23>4回、ピンチで末包を空振り三振に斬った井上 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人8―2広島 ( 2024年9月20日    マツダ )】 巨人の5年目左腕・井上温大投手(23)が20日の広島戦(マツダ)で今季14度目の先発登板。5回まで毎回の8三振を奪って6安打1失点と好投し、登板4試合ぶり、先発では3試合ぶりとなる今季8勝目(5敗)をマークした。広島戦はプロ初勝利。
 3試合連続となる大城卓との先発バッテリーでマウンドへ。初回を3者凡退で立ち上がると、2回は先頭・坂倉に中前打されるも1死一塁から自らのけん制球で刺し、結果的にこの回も3人で打ち取った。

 すると、直後の3回に味方打線が2死走者なしからつないで吉川の2点適時二塁打と岡本和の2戦連発&直近5戦4発となる26号2ランで一挙4点先取。その裏、井上は先頭の末包に中前打されたが、1死後、相手先発右腕・大瀬良を投ゴロ併殺に仕留めてこの回も3人で終わらせた。

 4回には先頭の秋山から矢野、小園と3連打されて1失点。それでも坂倉、堂林をスライダーとフォークボールで連続空振り三振に斬って取ったあと、菊池の内野安打で2死満塁となるも末包をワンバウンドするスライダーで空振り三振に打ち取り、最少失点で切り抜けた。

 5回は連続三振などで3者凡退に打ち取った井上。直後の6回に2死三塁で打席が回ると、代打・長野を出されて降板となった。

 井上の投球内容は5回で打者19人に対して90球を投げ、6安打1失点。毎回の8三振を奪い、四死球なし、直球の最速は151キロだった。

 これまで一塁ベースカバーが遅れて阿部慎之助監督(45)に何度もカミナリを落とされていたが、この日は初回の小園の一ゴロも、5回の秋山の一ゴロもきっちりベースカバー。打球を処理した岡本和からの「3―1」が2度成立し、ベンチの阿部監督も満足げだった。

 井上は前回登板した14日のヤクルト戦(東京D)では4回に2点先制を許して5回5安打2失点で降板し、6月13日の楽天戦(楽天モバイル)以来93日ぶりとなる今季5敗目を喫していた。

 ▼井上 なんとか粘り強く最低限の仕事はできたかなと思います。もう1イニング、2イニング長く投げられるような投手にならないとなと思います。

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