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巨人・浅野が痛恨の後逸…三振で最後の打者となり、打席で膝をついて動けず 小林ら必死のケア

2024年09月21日 17:38

野球

巨人・浅野が痛恨の後逸…三振で最後の打者となり、打席で膝をついて動けず 小林ら必死のケア
<広・巨>9回、空振り三振に倒れた浅野(撮影・岸 良祐) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人4―5広島 ( 2024年9月21日    マツダ )】 巨人の浅野翔吾外野手(19)にとってはつらく厳しい敗戦となった。
 4―1で迎えた8回、3番手右腕・ケラーが2死一塁から矢野に右前打されて一、三塁とピンチを広げ、相性の悪い秋山に右前打されて4―2。ここで3番手左腕・高梨にスイッチした。

 だが、秋山の代走・羽月に初球で二盗を決められ、2死二、三塁。続く小園の右前適時打で1点差に迫られると、この打球を右翼・浅野が後逸する痛恨の失策で一気に4―4の同点となった。

 動揺の隠せない高梨が坂倉に3ボール1ストライクとしたところで申告敬遠とし、阿部監督は自らマウンドに行って5番手右腕・船迫にあとを託したが、巨人キラーの末包に左前適時打されて勝ち越しを許し、これが相手の決勝点となった。

 試合前の円陣における連日の爆笑声出しでチームを盛り上げ、この日も「2番・右翼」に入って先発出場した。

 初回に四球で出て先制のホームインを果たしただけでなく、5回には貴重な追加点となる適時二塁打も放っていた19歳の若武者。

 1点を追う9回には2死走者なしという場面で第5打席に入ったが、相手守護神・栗林に空振り、ボール、空振り、空振りで三振に倒れて最後の打者となると、打席で膝をついてしばらく動けなかった。

 重い足取りで戻った三塁側ベンチでは35歳の小林に肩を叩かれるなど、先輩たちから慰められながらタオルに顔を押し当てベンチを引き揚げた。

 ▼阿部監督 しょうがないな。やりたくてやってるわけじゃないし、みんな必死こいているなかでのミスだからね。これを糧にやってもらうしかないよね。ちょっと守備で、チビッてるところあるからね。積極的なミスだったらね、仕方ないから。失敗を恐れないでね、やってほしいなと思います。

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