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大谷翔平 2四死球も第4打席まで無安打 チームも6回終えて1点ビハインド 負ければ優勝M消滅の可能性

2024年09月22日 11:50

野球

大谷翔平 2四死球も第4打席まで無安打 チームも6回終えて1点ビハインド 負ければ優勝M消滅の可能性
<ドジャース・ロッキーズ>6回、ドジャース・大谷は死球を受ける(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース-ロッキーズ ( 2024年9月21日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が21日(日本時間22日)、本拠でのロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場。第3打席まで三ゴロ、四球、見逃し三振に打ち取られ、チームも5回まで3―4のリードを許して苦戦を強いられた。
 ドジャースは先発ビューラーが初回1死二、三塁から自らの野選で先制点を与えると、2回も2死一、二塁から適時二塁打で2点目を失った。3回に打線が大谷が四球で出塁した後にベッツが1点差に迫る2ラン。4回にはフェドゥシアが適時打を放って追いついた。しかし、5回にビューラーがソロを被弾して1点を勝ち越され、その裏の攻撃は2死満塁の好機を演出したが、ラックスが空振り三振に倒れた。

 ドジャースはナ・リーグ西地区で首位に立ち、優勝マジック5が点灯。しかし、2位パドレスと3連戦を残しており、この日パドレスは6回を終えて4―1でリード。ドジャースが敗れ、パドレスがこのまま勝てば優勝マジックが消滅する。

 3―4の6回1死一塁で迎えた第4打席は左腕ペラルタとの対戦。この打席は初球のカーブがすっぽ抜けて大谷の右肘に直撃した。エルボーガードをしていたため、大谷は何事もなかったように一塁へ歩いたが、場内のファンからは大ブーイングが発生した。ここでロッキーズは3番手右腕ボドニクにスイッチ。次打者ベッツが併殺打に打ち取られて得点は奪えなかった。

 毎週土曜日のホーム開催で着用するシティーコネクトジャージー試合は今季ここまで5勝1敗。大谷もこの日の試合前まで16打数6安打、打率.375、3本塁打6打点と相性の良さを見せており、この後の爆発に期待がかかる。

 大谷は19日に3発含む6安打10打点2盗塁で、史上初の「50―50(50本塁打&50盗塁)」を超える「51―51」を達成。9日ぶりに戻った翌日の本拠でのロッキーズ戦では第1打席でスタンディングオベーションで祝福され、52号を含む3安打2打点1盗塁の活躍で応えた。今季14度目の同一試合での本塁打&盗塁は大リーグ史上初、2日間で9安打と12打点は打点が公式記録となった1920年以降初の快挙だった。

 打率は2日で1分上げ.297まで上昇。3冠王こそ厳しいが、日本選手初のトリプルスリーが見えてきている。「意識したら伸びていかないものだと思う。無心でしっかり自分の役割ができるように頑張りたい」という大谷が残り8試合でどこまで数字を伸ばすかにも注目が集まる。

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