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明大・宗山 2年ぶり復活弾!今秋ドラ1候補、初戦でいきなり「グラウンドに立てる幸せを感じた」

2024年09月22日 05:00

野球

明大・宗山 2年ぶり復活弾!今秋ドラ1候補、初戦でいきなり「グラウンドに立てる幸せを感じた」
<明大・東大>9回、先制ソロを放つ明大・宗山(撮影・木村 揚輔) Photo By スポニチ
 【東京六大学野球第2週第1日   明大10―0東大 ( 2024年9月21日    神宮 )】 1回戦2試合が行われ、明大は東大に10―0で快勝。打線は8回まで無得点に抑えられたが9回に今秋ドラフト1位候補の主将・宗山塁内野手(4年)が均衡を破る先制ソロを放ちリーグ通算安打数を99とした。
 145日ぶりの神宮で、宗山が輝きを放った。0―0の9回1死。高めの137キロ直球を捉えた打球は右翼席に吸い込まれた。22年秋以来、2年ぶりとなる本塁打。完全復活を印象付け「打った瞬間の感触は違いましたし、久しぶりだなと思いました」と笑った。

 今春は右手中指骨折の影響で後半3カードを欠場。リーグ戦は4月29日の早大との3回戦を最後に出場がなかった。1年春から活躍してきた神宮に「3番・遊撃」で約5カ月ぶりに立つと「グラウンドに立てる幸せを感じた」と振り返る。9回は先頭で出塁した飯森太慈(4年)が打席中に盗塁死したが一振りで均衡を破り「思いきり振った中で、しっかり捉えられた」と笑顔。8回までゼロ行進を続けていた打線も主将の一発で本調子を取り戻し10安打を集中で一挙10点を奪い、リーグの1イニング最多安打記録(10本)に並んだ。

 将来性もスター性もある遊撃手。この日もネット裏では10球団のスカウトが視察した。ロッテ・福沢洋一スカウトは「(1位で)間違いないでしょう。ケガの前よりスケールアップしているのが凄い」と絶賛した。

 リーグ史上34人目となる通算100安打にも王手をかけた。「今日みたいに勝敗に関わる一本を意識し、結果的に100本を打っていればいい」。不完全燃焼に終わった春。最後の秋は打ちまくる。(村井 樹)

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