×

巨人・菅野智之 125球で1失点完投も後半戦初黒星3敗目 自ら安打放ち、笑顔でベンチをあおるも…

2024年09月22日 20:52

野球

巨人・菅野智之 125球で1失点完投も後半戦初黒星3敗目 自ら安打放ち、笑顔でベンチをあおるも…
<神・巨>8回を投げ終えベンチへ戻る菅野(撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―1阪神 ( 2024年9月22日    甲子園 )】 巨人の菅野智之投手(34)が22日の阪神戦(甲子園)で今季23度目の先発登板。8回で125球を投げて7安打1失点と好投し、最後まで一人で投げぬくも7月14日のDeNA戦(東京D)以来70日&10試合ぶり、後半戦初黒星となる今季3敗目を喫した。
 菅野の連勝は7で、開幕から続いていたビジターでの連勝も10で止まった。

 この日も同学年の盟友・小林誠司捕手(35)と開幕から23試合連続でバッテリーを組んでマウンドへ。

 味方打線が初回の無死二塁、2回の無死一、二塁でいずれも無得点に終わって絶好の先制機を逃すなか、3回に3安打を集中されて1点先制を許した。わずか1点。だが、これが最後まで響いた。

 味方打線はその後も拙攻が続き、4回の1死一、三塁も、6回の無死満塁も無得点と相手先発右腕・才木からあと一打が打てず、7安打を打ちながら8残塁で無得点。8、9回はゲラ、岩崎の継投の前に一人も走者を出せなかった。

 0―1で迎えた7回には先頭の小林に代打・モンテスが出されたが、三振。菅野の代打としてオコエが準備していたが、そのまま打席に入った菅野は自ら中前打を放つと、ベース上で笑顔を見せながら両手を振り上げてベンチをあおったが、後続なくこの回も無得点のまま終わった。

 その裏から相棒の小林ではなく東海大相模、東海大の後輩でもある大城卓と今季初めてバッテリーを組んだ菅野は7回、8回をともに3者凡退でピシャリ。だが、相手マウンドが2番手右腕・ゲラに代わった8回も味方打線は3者凡退、9回も相手守護神・岩崎に3者凡退に封じられた。

 菅野の投球内容は8回で打者28人に対して125球を投げ、7安打1失点。2三振を奪い、四死球なし、直球の最速は152キロだった。

 3年ぶりに中4日で登板した15日の中日戦(東京D)は6回途中10安打3失点で降板し、勝敗は付かず。チームは6回、主砲・岡本和が左翼後方の壁を直撃する超特大の勝ち越し23号ソロを放って勝利を収めていた。

 なお、この敗戦で巨人は2連敗。4年ぶり頂点への優勝マジック6はそのままだが、2位・阪神に1ゲーム差と迫られている。

 

おすすめテーマ

野球の2024年09月22日のニュース

特集

野球のランキング

【楽天】オススメアイテム