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広島・矢野雅哉がプロ野球新記録!涌井に1打席最多22球投げさせ四球 驚異の計17ファウル11分に騒然

2024年09月22日 20:00

野球

広島・矢野雅哉がプロ野球新記録!涌井に1打席最多22球投げさせ四球 驚異の計17ファウル11分に騒然
<中・広>6回、21球粘り、22球目で四球を選び日本新記録を達成した矢野(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 広島の矢野雅哉内野手(25)が22日、中日戦(バンテリンドーム)の6回に、相手先発右腕・涌井秀章投手(38)に22球を投げさせ四球を選んだ。これまでのプロ野球での1打席最多投球数は19球。22球はプロ野球新記録となった。
 1―2と1点を追う6回だった。涌井が2球で追い込んだ後に、矢野が驚異的な粘りを見せた。ボールを見極め、ファウルは計17回。2ボール2ストライクから7球連続ファウル後に3ボール目。そこから今度は8球連続ファウルと粘った末に、22球目の内角への際どいボールを見極め四球を選んだ。

 22球、17ファウルのしびれる涌井と矢野の11分を超える勝負に場内は大歓声と驚きの声で騒然。マウンドの涌井は大粒の汗を何度も拭い、矢野は雄叫びを上げた後、笑顔で一塁へ向かった。

 これまでのプロ野球記録は「19球」。1947年11月11日の松井信勝(太陽)と投手・重松(金星)、2011年7月7日の明石健志(ソフトバンク)と投手・乾(日本ハム)、2013年8月24日の鶴岡一成(DeNA)と投手・山口(巨人)以来11年ぶりに記録更新となった。ちなみに鶴岡は19球目で三振に倒れ、松井と明石は四球だった。

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