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ロッテ佐々木朗希が自己最多タイ9勝目の権利 スライダー多投し7回2失点 5月以来の2桁10三振

2024年09月22日 20:30

野球

ロッテ佐々木朗希が自己最多タイ9勝目の権利 スライダー多投し7回2失点 5月以来の2桁10三振
<ロ・西>2回以降は立ち直りを見せる佐々木(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   ロッテ―西武 ( 2024年9月22日    ZOZOマリン )】 ロッテの佐々木朗希投手(22)が22日の西武戦(ZOZOマリン)に先発し、7回を4安打2失点に抑え、9勝目の権利を得て降板した。10三振を奪い、5月17日の日本ハム戦(ZOZOマリン)以来、今季3度目となる2桁奪三振をマークした。
 初回、簡単に2死をとったが、3番の西川に四球を与えると、続く佐藤龍の打席で二塁盗塁を許す。佐藤龍には158キロ直球を中前に運ばれて先制点を献上した。野村大に左中間二塁打され、二、三塁とさらにピンチを背負うと、外崎の打席でパスボールで三塁走者が生還。この回、2点を失った。

 しかし、2回以降はスライダーを多めに配し、直球、フォークボールだけに頼らない配球で西武打線に的を絞らせない。2回から4回までを打者9人に仕留めるなどリズムを取り戻した。6回先頭の源田に左前打を許したが、後続を抑えた。

 結局、7回まで107球で投げ切り、ベンチでナインとグータッチしてベンチ裏へと姿を消した。

 打線も佐々木を援護。同点の2回に藤岡の中犠飛、ポランコの左中間適時二塁打で2点を勝ち越し。3回、4回にも得点を重ね、佐々木の投球を楽にした。

 佐々木は前回15日の敵地での同戦では、野村大の頭部に死球を当てて初の危険球退場となり、6回0/3を5安打4失点(自責点3)で5敗目となった。この試合で勝利投手となれば、22年の自己最多に並ぶ9勝目となり、レギュラーシーズン残り試合で初の2桁勝利の期待もかかる。それ以上に、この日のデーゲームでクライマックスシリーズを争う4位の楽天が敗れ、試合前時点で2ゲーム差に広がった。チームを勝利に導く投球が求められた中で、先発投手としての役割を果たした。

 ▼佐々木 とりあえず勝ってる状態でなんとか次に繋げることができて良かったです。

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