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桧山進次郎氏 阪神で上は真弓明信、下は新庄剛志にプライドをへし折られる「最下位なのに…」

2024年09月22日 21:34

野球

桧山進次郎氏 阪神で上は真弓明信、下は新庄剛志にプライドをへし折られる「最下位なのに…」
阪神時代の桧山進次郎氏 Photo By スポニチ
 阪神一筋で通算22年プレーした桧山進次郎氏(55)が、巨人のヘッドコーチなどを歴任した岡崎郁氏(62)のYouTube「アスリートアカデミア」に出演。大学屈指の強打者のプライドをへし折られた阪神入団当時を振り返った。
 東洋大で東都リーグのベストナイン3回、大学日本代表では主軸を打った。

 守備に自信はなかったがドラフトは3位以内が条件。それ以下の評価なら社会人野球に進むつもりだった。

 ところがフタを開けると阪神4位指名。大学日本代表の同期、町田公二郎、落合英二、若田部健一らは1位指名だった。阪神入団を迷ったという。

 「その変なプライドは2月1日のキャンプインですぐ覆った。レベルが違い過ぎた」と桧山氏は振り返った。

 当時の阪神は毎年のように最下位を行ったり来たり。「PL学園にも負ける」と揶揄(やゆ)されていた。

 ところが実際の選手は体つきが違う。キャンプ地のウエートトレーニングルームに真弓明信が入ってきた。

 「10歳以上離れたおっちゃんじゃないですか。たいしたことないやろ」と、真弓が帰った後に同じ重さに挑戦したらビクともしない。

 グラウンドでは2学年下の新庄剛志の強肩に驚かされた。

 「とんでもない、こいつら。こんな世界でやっていけるのか」と、桧山氏のプライドはへし折られたという。

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