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【データで見たソフトバンクの強さ1】シーズン2位以下わずか2日は球団最少記録!歴史塗り替える独走V

2024年09月23日 21:48

野球

【データで見たソフトバンクの強さ1】シーズン2位以下わずか2日は球団最少記録!歴史塗り替える独走V
<オ・ソ>リーグ優勝を果たし、歓喜する周東(左)ら(撮影・平嶋 理子) Photo By スポニチ
 ソフトバンクが4年ぶりパ20度目、1リーグ時代と合わせ22度目のリーグ優勝を果たした。新任の小久保監督が昨年2軍で育てた選手らを器用するなど手腕を発揮し、ペナント奪回を果たした。2位に10ゲーム以上の差をつけた独走Vの要因をデータから探った。(記録課・八田 朝尊)=成績は23日現在=
 ☆新人監督V 2軍監督から昇格した小久保監督が就任1年目でいきなり優勝。新人監督の優勝は21年の中嶋監督(オ)に次いで21人目。球団ではグレートリング時代の46年山本一人監督、15年工藤公康監督に次いで3人目となった。

 ☆首位独走 3月29日の開幕から首位の座を譲ったのは3月30日と4月3日の2日だけ。4月10日以降は1度も並ばれることもなくゴールに飛び込んだ。優勝したシーズンで3位以下がなかったのは2リーグ制後では65、14年に次いで3度目。2位以下2日は65年の4日を抜く球団最少記録となった。

 ☆本拠でも敵地でも ホームで44勝20敗2分け、ビジターで41勝27敗1分けと敵地でも貯金を積み上げた。パ5球団には全カードで5割以上をマーク。ホーム&ビジターともに全カードで5割以上となれば15年以来9年ぶり。

 ☆チルドレンが活躍 支配下ドラフトで指名した大学、社会人出身の4投手全員が1軍で登板、沢柳、大山、岩井が初勝利を挙げた。また、開幕直前の3月に仲田、緒方、川村、7月に石塚、三浦、前田純と育成ドラフト出身選手を支配下登録。初昇格6人は史上最多となった。昨年、2軍監督として鍛え上げた小久保チルドレンを積極的に起用し、育てながら勝つを実践した。

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