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山本由伸は3回4失点で降板 制球苦しみ79球 復帰後3度目登板も復活白星ならず

2024年09月23日 06:19

野球

山本由伸は3回4失点で降板 制球苦しみ79球 復帰後3度目登板も復活白星ならず
<ドジャース・ロッキーズ>ドジャース先発・山本(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース-ロッキーズ ( 2024年9月22日    ロサンゼルス )】 ドジャースの山本由伸投手(26)が22日(日本時間23日)、本拠でのロッキーズ戦に先発。3回4失点で降板し、復帰後初勝利は3度目の先発もお預けとなった。
 立ち上がり、2安打1四球で1死満塁のピンチを招くと、5番のB・ロジャーズに二塁強襲の適時内野安打を許し、2点を先制された。さらに、続くヒリアードとの対戦では2ボール1ストライクから、「ピッチクロック」違反でボールが宣告される場面も。結果的にヒリアードを四球で歩かせ再び1死満塁にすると、N・ジョーンズの一ゴロの間に3点目を失った。

 2回は無失点に抑えたが、3回1死からB・ロジャーズに二塁打を許すと、2死三塁からN・ジョーンズに左前適時打を浴び、4失点目。この日は細かな制球に苦しみ、3回までに79球を擁し、この回限りでマウンドを降りた。

 右肩故障から復帰後、2度目の先発となった前回16日(同17日)のブレーブス戦は4回4安打無失点。75球の球数制限の中で72球でまとめた。

 チームは前日21日(同22日)のロッキーズ戦に敗れ、地区優勝マジックが消滅。デーブ・ロバーツ監督は「今日の試合は山本が投げる。山本は90球以内で6回を投げてくれれば」と期待しつつも「(日本時代に)彼は大きな試合で投げた経験があるが、まだ復帰して間もないのでポストシーズンに向けてこれからあらゆるストレスに耐えうるための基礎を築かなければならない」とあくまでも右腕の完全復活への道筋を優先する考えを強調したが、完全復活とはいかなかった。

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