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今季13打者連続三振の快挙も成し遂げたパドレスのリリーフ右腕エストラダ、8回の好救援で逆転勝利に導く

2024年09月23日 10:19

野球

今季13打者連続三振の快挙も成し遂げたパドレスのリリーフ右腕エストラダ、8回の好救援で逆転勝利に導く
パドレスのエストラダ(AP) Photo By AP
 パドレスのジェレミア・エストラダ投手(25)は22日(日本時間23日)のホワイトソックス戦で、1対2の8回表に3番手で登板。97マイル(約156.1キロ)の直球で右飛、92マイル(約148.0キロ)のスライダーで空振り三振、91マイル(約146.4キロ)のスライダーで見逃し三振と、三者凡退に抑えた。その裏にパドレスが3点を取って逆転、4対2の逆転勝ちでエストラダは勝ち投手になっている。
 エストラダは昨季はカブスに所属し、12試合に投げて防御率6.75。オフに40人枠から外されたところ、パドレスが獲得した。パドレスにとって賢明な判断で、今季59試合に投げ、6勝2敗、防御率2.88、59.1イニングで92奪三振、WHIP1.04である。13打者連続三振の快挙も成し遂げた。

 武器は3種類。直球は平均97.2マイル(約156.4キロ)だが、この日も100マイル(約160.9キロ)が一度、99マイル(約159.3キロ)がたびたび出ていた。速い上にホップ成分が多く、打者からは浮き上がって見える。被打率は.188、空振り率は33.9%だ。加えて本人が「チッター」と呼ぶ、スプリッターとチェンジアップのハイブリッドは被打率.143、空振り率51.6%。プラス、この日2つの三振を奪ったスライダーである。

 パドレスはトレードデッドラインの補強でブルペンが強力になった。さらにエストラダのような若手が成長。ドジャースにとって警戒すべき投手だ。

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