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最後まで面白過ぎるセ・リーグ 優勝のカギはDeNA? 25日から巨人2連戦、虎党「全力応援します」

2024年09月23日 18:17

野球

最後まで面白過ぎるセ・リーグ 優勝のカギはDeNA? 25日から巨人2連戦、虎党「全力応援します」
<D・ヤ>8回、選手交代を告げベンチへ戻る三浦監督(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 セ・リーグは23日、3試合が行われ、首位巨人は7回に代打で登場した坂本勇人内野手(35)の先制適時打による1点を守り切って2位阪神に1―0で勝利。最後の直接対決を制してゲーム差を2に戻し、4年ぶりリーグ優勝へのマジックナンバーを4に減らした。これで3年ぶりのクライマックスシリーズ(CS)進出が決定。残りは6試合で、最短での優勝決定は27日となった。
 前夜の天王山2連戦初戦は菅野の8回125球の熱投も実らず0―1で敗れた巨人。この日も投手戦となり、先発グリフィンが5回4安打無失点に抑えるとケラー、バルドナード、大勢とリレー。0―0の7回無死一、三塁、代打・坂本が均衡を破る値千金の先制打を放ち、チームに大きな勝利をもたらした。

 阪神は2連勝すればその後の巨人の勝敗によって25日にマジック5が点灯する可能性もあったが、痛恨の“0―1返し”で再び2ゲーム差に。巨人と同じ6安打を放つも好機を生かせず、7回途中1失点の先発・高橋を援護できなかった。残り5試合で次戦は27日の広島戦(マツダ)となる。

 し烈なCS争いを繰り広げている3位・広島と4位の中日はともに痛い黒星。広島は先発・森が8回5安打1失点と奮投したが打線が散発2安打と沈黙し、中日に2連敗を喫した。勝負の9月を貯金13の首位で迎えたが、4勝16敗の歴史的失速で優勝の可能性は完全に消滅。貯金はわずか1となった。

 中日は立浪監督の退任表明から4連勝。成績不振の責任を取って18日の阪神戦敗戦後に今季限りでの退任を表明したが、20日のヤクルト戦からいずれも1点差の接戦に勝利。先発の松木平は7回無失点と好投し、7月31日以来の2勝目を挙げた。

 DeNAは最下位ヤクルトを相手に中盤までに3点を奪ったが、先発の東が7回2死から3連打を浴びて1点差に迫られるとなお2死一塁から村上に右越え逆転2ランを被弾。まさかの逆転負けで広島とのゲーム差は0・5のままとなった。ヤクルトは2番手で1回無失点の丸山翔がプロ初勝利。中日とのゲーム差2をキープした。

 ともに残り5試合の阪神、中日は24~26日は試合なし。25、26日はDeNA―巨人(横浜)、広島―ヤクルト(マツダ)の2連戦が組まれている。

 優勝争い、CS争いと最後まで目が離せないセ・リーグの戦いに、SNSでは「マジック4」「代打坂本」「バルドナード」「大勢はガチ」「逆転ホームラン」「石川昂弥」などが次々と注目ワードに浮上。巨人ファンが「優勝はもう目の前」「CSでは満足できない。このまま優勝するのみ」と喜びの声を上げる一方で、虎党からは「3日間試合ない間に巨人が連勝したら終わり」「3日間試合ないからしっかり休んで5連勝もなくはない」「今年の阪神なら5連勝はありうる。問題は巨人が3敗するか」「DeNA全力応援します」「DeNAさん2連勝してください」とさまざまな声が。

 優勝の可能性が消えた広島には「ついこの前まで首位じゃなかった?すごい失速」「こんだけの失速じゃしゃーないね」「少し前までサンフレッチェとダブル優勝とか話してたはずなのに」「6年連続のV逸です」と嘆く声が上がった。

 また、残り10試合のDeNAが巨人と3試合、阪神と3試合を残していることから「セの優勝マジでDeNAにかかってるやん」「優勝争いは両方ともDeNA戦がカギかな」の声も。優勝の可能性を残すDeNAは25日から本拠で巨人と2連戦、29、30日は甲子園で阪神と対戦する。

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