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阪神・森下 残り5試合「打って勝ちたい」月間打率.324 絶好調男が逆転Vへ望みつなぐ

2024年09月25日 05:15

野球

阪神・森下 残り5試合「打って勝ちたい」月間打率.324 絶好調男が逆転Vへ望みつなぐ
阪神・森下 Photo By スポニチ
 発する言葉には熱がこもっていた。午後に鳴尾浜球場の選手寮「虎風荘」から姿を見せた阪神・森下は、残り5試合にかける思いを吐露。逆転Vへ望みをつなげるため“打ち勝つ”ことを宣言をした。
 「野手がもっと打てれば助けられる試合も多かった。残り5試合野手がしっかり打って勝ちたいと思います」

 「1―0」、「0―1」で勝負が決した22日からの首位・巨人との2連戦。ロースコアとなった試合で初戦こそ1安打を放ったものの、惜敗を喫した23日は4打数無安打と沈黙。大舞台になればなるほど力を発揮する勝負強い背番号1が、輝きを放つことはできなかった。

 それでも下を向いている暇はない。27日からは広島、ヤクルト、横浜と続く4連戦が待ち構える。試合のないこの3日間は「(ウエート)トレーニング系をもうちょっとやろうかな」と、体全体に刺激を入れつつ最善の準備をする構え。連覇の夢は厳しい状況となったが、白星を積み重ねることができれば、希望への光が差し込んでくる可能性もある。

 9月は目下13勝5敗と好調なチームを月間打率・324(68打数22安打)、4本塁打、11打点でけん引する。「ワンチャンスをものにするかしないかの勝負じゃないですか」。宿敵との一戦から一夜明けても、バットを握るその手には悔しさが残る。その借りは試合で返す。(石崎 祥平)

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