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巨人・戸郷翔征 7回1失点も無念の今季8敗目 自身初のシーズン13勝目ならず

2024年09月25日 21:03

野球

巨人・戸郷翔征 7回1失点も無念の今季8敗目 自身初のシーズン13勝目ならず
<D・巨>3回、スパイクの土を気にする戸郷 (撮影・西川祐介) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人0―1DeNA ( 2024年9月25日    横浜 )】 巨人の戸郷翔征投手(24)が25日のDeNA戦(横浜)で今季26度目の先発登板。7回で9安打されながらも1失点と粘投したが、打線の援護に恵まれず、今季8敗目を喫した。
 前回登板で2022年から3年連続の12勝目を挙げていたが、自身初となるシーズン13勝目を手にすることはできなかった。

 8月8日の広島戦(東京D)から8試合連続となる大城卓との先発バッテリー。だが、試合前から降り続いた雨とぬかるんだマウンドの泥に苦しんだ。

 0―0で迎えた3回だった。先頭の梶原に右前打され、二盗を許して無死二塁。牧の右飛で1死三塁となってから佐野の二ゴロで先制された。これが相手の決勝点となった。

 9月に入って試合前まで3戦3勝&合計21回無失点だった戸郷は不運な形で今月初失点。結局、7回9安打1失点と粘投するも打線が球団ワーストを更新する今季20度目の零敗に終わった。

 2回には先頭・オースティンの右飛に追いついていた浅野が捕球直前で足を滑らせ転倒して三塁打にしてしまい、戸郷自身もぬかるんだ足場を気にしてここから連続四球を与えて無死満塁。この大ピンチを無失点でしのいだ若きエースだったが、無念の黒星となった。

 投球内容は7回で打者31人に対して118球を投げ、9安打1失点。4三振を奪い、与えた四球は3つ、直球の最速は149キロだった。

 戸郷は5日のヤクルト戦(岐阜)で今季チーム初、自身2年ぶりの中4日登板ながら7回1安打無失点で10勝目。12日の広島戦(マツダ)で6回5安打無失点で11勝目。前回登板した19日のDeNA戦(東京D)でも8回4安打無失点で今季12勝目をマークしていた。

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