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【鳴尾浜30年を振り返る】掛布2軍監督フィーバー 初采配もラスト采配も入場規制

2024年09月25日 17:20

野球

【鳴尾浜30年を振り返る】掛布2軍監督フィーバー 初采配もラスト采配も入場規制
阪神の2軍監督時代の掛布雅之氏 Photo By スポニチ
 1994年10月に完成し「平成の虎の穴」として多くの猛虎戦士を育てる礎となった兵庫県西宮市にある鳴尾浜の阪神2軍施設は今季をもって終わりを迎え、来年3月には同県尼崎市に完成する新施設に移転する。汗、涙、感動など数々のドラマを生んだ鳴尾浜の30年を振り返る。
 2015年10月26日に掛布雅之2軍監督が誕生。始動日となった11月1日の秋季練習では開始前に約500人が殺到する人気ぶりだった。現役時代と同じ背番号31も披露し「ファンの目は野球の怖さなども教えてくれる。どんどん足を運んで選手を見てほしい」と要望。練習終了後には即席サイン会を実施し40分かけてファンサービスを実施した。

 初采配となった翌16年3月15日のウエスタン・リーグ開幕戦、中日戦は開始前に入場規制がかかる超満員の中、2―9の完敗。「悔しいは悔しいんだけど、いい手応えを感じている」と悲観せず。以後も厳しいプロ意識を植え付ける一方で、選手に自主性を求めた。
 鳴尾浜ラスト采配となった17年9月26日の広島戦も入場規制がかかる中、1000人が集まるなど最後まで掛布人気が衰えることはなかった。
 

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