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DeNA 巨人に1―0完封勝ち!広島と1・5差でCS前進 雨の中負ければV可能性完全消滅の一戦で執念

2024年09月25日 21:04

野球

DeNA 巨人に1―0完封勝ち!広島と1・5差でCS前進 雨の中負ければV可能性完全消滅の一戦で執念
<D・巨>勝利しタッチを交わすDeNAナイン(撮影・光山 貴大) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   DeNA1ー0巨人 ( 2024年9月25日    横浜 )】 DeNAは巨人との2連戦初戦に臨み、1ー0の完封勝ち。先発のアンドレ・ジャクソン投手(28)が6回無失点の好投で7勝目を挙げた。4位広島は敗れたため、ゲーム差を1・5に広げた。
 負ければ優勝の可能性が完全消滅する一戦。試合開始前から冷たい雨が降り、風も強い中でのプレーボールとなったが、チーム一丸で勝利をもぎ取った。

 CS出場に向けても負けられないチームは2回、先頭の4番・オースティンが相手先発・戸郷の直球を大きく打ち上げたが、右翼の浅野が雨で足を滑らせ転倒。ボールが転がる間に三塁まで進んだ。さらに5番・宮崎、6番・桑原が四球を選び無死満塁の大チャンス。しかし7番・戸柱が痛恨の二ゴロ併殺打。8番・森が申告敬遠で再び満塁となるが、ジャクソンが見逃し三振に倒れ無得点に終わった。

 しかし3回に先頭の梶原が右前打で出塁。すかさずリーグ単独2位となる13個目の盗塁を決めると、2番・牧の右飛で三進し再び1死三塁のチャンスを迎える。すると3番・佐野二ゴロの間に梶原が還り、先制に成功。この1点が決勝点となった。

 7回には2死から牧、佐野の連続安打で一、二塁と追加点のチャンス。オースティンが痛烈な当たりで三遊間を破ったが、二走・牧が本塁タッチアウト。追加点を奪えずガックリと肩を落とした。

 先発投手のジャクソンは3回に3者連続三振を奪うなど、雨の中でも4回まで巨人打線を1安打に封じる安定のピッチング。6回2死から浅野の遊ゴロを処理した森が一塁悪送球したのをきっかけに2死一、二塁となったが、岡本和を一飛に打ち取りピンチ脱出。力強く吠えると、この回までで降板した。6回92球を投げ無失点。わずか2安打の快投だった。

 ジャクソンの後を受けた伊勢、ウィックも無失点でつなぎ、最後は森原が締め、27セーブ目を挙げた。

 ▼三浦監督 全員でよく勝ち切った。ジャクソンは集中力を切らさずによく投げてくれた。救援陣もしっかりと自分の仕事をしてくれた。(ファンには)こういう悪天候の中でも声援を送っていただき本当に心強いです。明日もよろしくお願いします。

 ▼ジャクソン 素晴らしいゲーム。本当にチームで勝ち取った勝利。相手のチームも先発投手も素晴らしいので、その中で勝てて本当にうれしい。

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