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巨人・吉川尚輝が内角152キロをよけて転倒、ベンチ裏で治療 巨人ファン大ブーイング、球場騒然

2024年09月26日 19:10

野球

巨人・吉川尚輝が内角152キロをよけて転倒、ベンチ裏で治療 巨人ファン大ブーイング、球場騒然
<D・巨>2回、胸元へのボールにバランスを崩す吉川(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   巨人―DeNA ( 2024年9月26日    横浜 )】 巨人の吉川尚輝内野手(29)が26日のDeNA戦(横浜)で「3番・二塁」に入って先発出場。初回に先制適時打を放って27試合連続出塁としたが、2回にベンチとファンをヒヤリとさせる場面があった。
 3―0で迎えた2回、1死一、三塁で入った第2打席。相手先発左腕・ケイが投じた6球目、内角高めにきたのは152キロの直球だった。吉川はこれに身をよじりながらよけてその場に転倒した。

 無理な体勢でとっさによけたため、どこかを痛めた模様で、ベンチからトレーナーと矢野打撃コーチらが駆け付け、心配そうな表情。吉川はすぐに立ち上がったが、トレーナーとともにベンチ裏に歩いて消えた。

 攻守に欠かせない吉川の離脱は絶対に避けたいところだけに、スタンドの巨人ファンからは大ブーイングが起きて球場内は一時騒然。だが、吉川は治療を終えて打席に戻ると、最初のボールを振って空振り三振となった。

 吉川は初回の1死三塁で内角高め153キロ直球に詰まったが、左前にポトリと落ちるラッキーな先制適時打。これで8月23日の中日戦(東京D)から27試合連続出塁としていた。

 また、その裏、3番・佐野の右前に抜けそうな打球は好ポジションでアウトに。この日も序盤から攻守で存在感が光っている。

 9月は試合前までの20試合で打率.366(82打数30安打)、2本塁打、10打点、得点圏打率も.357と絶好調。敵地・横浜は同じく試合前まで打率.333(39打数13安打)と好相性となっている。

 ▼吉川 とにかく後ろにつなぐ気持ちで必死にいきました。先制できて良かったです。

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