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大谷翔平 第3打席は痛烈188キロ勝ち越し適時打 フェンス直撃で惜しい54号 初回は四球で先制点演出

2024年09月26日 12:30

野球

大谷翔平 第3打席は痛烈188キロ勝ち越し適時打 フェンス直撃で惜しい54号 初回は四球で先制点演出
<ドジャース・パドレス>4回、ドジャース・大谷は適時二塁打を放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース―パドレス ( 2024年9月25日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。首位攻防3連戦2戦目の第3打席で右越えの勝ち越し適時打を放ち、8試合連続安打とした。
 4回にラックスの同点適時打が飛び出し、なおも2死一、二塁で大谷に第3打席が回った。MVPコールで大盛り上がりとなったこの打席は右腕シースの初球スライダーを狙い打つと、打球は右翼フェンス直撃の適時二塁打。打球速度は116.8マイル(約187.9キロ)の痛烈な打球で飛距離は363フィート(約110.6メートル)だったが、惜しくも本塁打とはならなかった。大リーグ公式サイトによると、他の14球場では本塁打の当たりで、パドレスの本拠ペトコ・パークでも柵越えの当たりだった。大谷の二塁打で一塁から本塁を狙ったものの、三塁を回ったところで止まり、表情をしかめたロハスはこのまま途中交代。球団は左足付け根の張りと発表した。

 この日はナ・リーグ4位の14勝を挙げるメジャー通算57勝右腕シースとの対戦。初回の打席はシースの制球が定まらず、ストレートの四球となった。1死後にシースの暴投で二塁へ進塁。2死後にT・ヘルナンデスが中前適時打を放ち、1点を先制した。大谷はこれで今季130得点目となり、球団歴代2位に並んだ。

 過去5試合は21打数15安打の打率.714、5本塁打、13打点、6盗塁。現在、53本塁打、55盗塁で、この試合を含めて残り5試合で「55―55」達成も視野に入れる大谷がチームの攻撃をけん引する大谷が初回の安打でチームに勢いをもたらした。

 パドレスは球宴後、メジャー最高成績の41勝17敗の快進撃で、直近も10戦9勝と絶好調。首位攻防3連戦で2勝すればメジャー7年目で自身初となる地区優勝が決まるが、今季は直接対決で3勝8敗と既に負け越しが決定しており、現在首位のドジャースが今カード3連敗なら同率でパドレスが首位に浮上する。

 前日の第1戦は大谷が初回に二塁打を放って先制点を演出しながらも9回は次打者・大谷に打席が回らずにトリプルプレーを食らって逆転負け。ヒリヒリする負けられない大一番で大谷のバットが快音を響かせた。

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