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大谷翔平「40―40」球も出品されていた 認証なしで36万円スタートも証明写真多数で13倍超に上昇

2024年09月26日 10:34

野球

大谷翔平「40―40」球も出品されていた 認証なしで36万円スタートも証明写真多数で13倍超に上昇
レイズ戦で40号サヨナラ満塁弾を放ち、大喜びのドジャース・大谷(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 ドジャースの大谷翔平投手(30)が19日のマーリンズ戦で史上初の50本塁打、50盗塁を決めた50号について、米国の競売会社ゴールディンは25日までに、50号本塁打ボールを27日(日本時間28日)から競売にかけると明らかにした。
 注目されていた50号ボールの行方。史上初の「50―50」達成球だけに価値は高い。FOX局電子版によると、球団が30万ドル(約4320万円)を交換条件に提示したが合意に至らず、争奪戦でボールを捕った男性は保管する意思を示して帰宅したという。

 ゴールディン社の公式サイトによると、オークションは日本時間28日に開始。入札は50万ドル(約7235万円)からで、450万ドル(約6億5099万円)で入札した場合は即決としている。

 ゴールディン社の公式Xでは「速報」と題して大谷の50号ホームランボールを紹介。「ついに登場です。50―50クラブの初代メンバーとなった大谷翔平選手の歴史的な試合から、50本目のホームランをお届けします。このユニークな野球ボールは、9月27日金曜日午後12時(東部標準時) に開催される特別な“Shohei Ohtani 50―50 オークション”で販売されます。野球と世界の歴史の一部に入札しましょう」とつづった。

 また、Xの動画にはホームランボールを取得した男性が登場。頑丈そうな小ぶりな金庫から記念球を大事そうに取り出すと「これがみんなが話題にし、探しているボールです。これが大谷翔平が打って50―50を達成した実際の50号ホームランボールです。3本塁打、10打点で唯一の50―50クラブのメンバーになりました」と紹介した。ボールには大リーグの認証マークも付いており「U」と「3」の刻印もあり「おそらくこれまでで最大のオークションになるでしょう」とオークション開始が待ち切れない様子。ボールにはバットで打った後なのか黒い跡もあり「ここがバットに当たったところかもしれない」と笑った。その後は、男性の背丈ほどのある特大の金庫に保管される様子も動画で流された。

 また、同社のオークションでは既に大谷がサヨナラ満塁弾を放って史上6人目の「40―40」を達成したホームランボールも入札が開始されている。このボールは右翼フェンス際の男性が捕球に失敗して一度グラウンドへ落下。この落ちたボールをレイズの中堅手シリが記念球と知らずにスタンドへ投げ返して多数のファンが入り乱れての争奪戦となったため、球団から記念球の認証マークを得られず。入札履歴によると、9月14日に2500ドル(約36万円)からスタートしたが、26日午前時点で3万7100ドル(約534万円)まで上昇。認証こそ付いていないが、男性が取得したことを示す写真が多数添付されており、価格が上昇している。期限は日本時間の今月29日午前11時までで、今後どこまで値段が上がるかにも注目が集まる。

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