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【大谷翔平と一問一答】ヒリヒリ決戦の雰囲気「ファンの盛り上がりもチームの士気も高い。より集中できる」

2024年09月26日 14:58

野球

【大谷翔平と一問一答】ヒリヒリ決戦の雰囲気「ファンの盛り上がりもチームの士気も高い。より集中できる」
試合後、取材に応じるドジャース・大谷(撮影・柳原 直之) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース4―3パドレス ( 2024年9月25日    ロサンゼルス )】 ドジャースの大谷翔平投手(30)が25日(日本時間26日)、本拠でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。首位攻防3連戦2戦目の第3、4打席で2打席連続適時打を放つと、6回には二盗を決め、イチロー(マリナーズ)が2001年に記録した日本選手最多56盗塁に並んだ。大谷の活躍でチームが2位パドレスに勝利を収めてマジック2が再点灯し、26日(同27日)の第3戦で勝利すればドジャースの3年連続、大谷にとってはメジャー初の優勝が決まる。
 試合後の大谷の一問一答は以下の通り。

――今日の試合中に感情が表に出ていた。
 「各打席、チャンスのいい場面で回ってきた。打てて少し感情的になって、うれしさが出たかなと思います」

――ポストシーズンに向けての雰囲気がプラスになっている?
 「それはかなりあると思います。ファンの人の盛り上がりも、チームの士気も高い。そこはより集中できる材料かなと思います」

――こういう得点圏の大事な打席で欲が出すぎると結果につながらないが、そこのバランスについては?
 「基本的には場面関係なく、自分のいい打席を送ればいい結果が出ると思っているので、そこに集中したいなと思います」

――こんなにいい打席の感覚は過去にもあったのか?
 「感覚はあると思います。もちろん年を重ねるごとに打撃の技術も上がってくる。フィジカルもそうですけど。地力みたいなものが少しずつ形になっていると思います」

――毎打席安打を打てるような感覚ですか?
 「どうなんですかね。打席に入ったらあまり何も考えていない。打席に集中しているので、打てそうだなと意識していないですかね」

――イチローに並ぶ日本選手最多56盗塁について。
 「もちろん憧れの選手でもありますし、数が並んだからといってそれが変わることはもちろんない。引き続きチームの勝ちのために走るところは走っていきたいと思います」

――あと1勝でシャンパンファイトで祝うことができる。
 「そのためにここまで頑張ってきた。ホームのゲームで明日できれば特別じゃないかなと思います」

――6回の決勝打は追い込まれた後にスライダーを見逃したことで次の球が内に入ってきたように思う。打てなかった時と比べての違いは?
 「いい時は必ずストライクゾーンを維持できていると思うので、単純に調子がいい。振るべき球を振って、打った時にもいい結果が出ているのは構えもいいし、それに伴ってスイングの軌道自体もズレていないんじゃないかと思います」

――スライダーの見極めは自信があるところ?
 「スライダー、シンカー、チェンジアップとかあまり関係ない。ゾーンに来た球を基本的にはどのルートを通ってもそこに来たたまを打てばいい結果が出ると思う。その通りにやりたいなと思っている」

――9月の勝ち負けで大きく状況が変わる試合は初めてだが、どういう思いで試合に臨んでいる?
 「最後の最後までそういう試合ができることにまず感謝したい。ここまで健康を保って、今日も全部しっかり出られたことが一番じゃないかと思う。引き続き明日以降もそうやって頑張りたいと思います」

――今日はベンチにいる時間がいつもより長くて、準備もいつもより早かった気がする。
 「最近はブルペンが激しいので、その都度、その都度、コーチがベンチにいるので(相手投手が)代われば確認します。僕はあまり変わってないかと思っていますけど、そう見えているのかなと思います」

――昨日目の前でトリプルプレーで終わった。悔しさをどのように消化して今日の試合に臨んだ?
 「最後ああいう形で終わりましたけど、その前に1点取っていますし、簡単に終わらなかったところが重要だと思う。最後は不運というか、ああいう形で終わりましたけど、そこまでの課程でいえばそこまで悪くなかったのかなと思います」

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