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オリ・古田島が50登板到達 防御率0点台ならリーグ新人初に中嶋監督「じゃあ、やめましょうか」

2024年09月26日 22:40

野球

オリ・古田島が50登板到達 防御率0点台ならリーグ新人初に中嶋監督「じゃあ、やめましょうか」
<ロ・オ>8回に3番手で登板した古田島(撮影・篠原 岳夫) Photo By スポニチ
 【パ・リーグ   オリックス4―2ロッテ ( 2024年9月26日    ZOZOマリン )】 オリックスのドラフト6位・古田島が、今季50登板目も無失点でしのいだ。
 2点リードの8回に登板。2死から中村奨に左前打を浴び、続く代打・角中への2球目に暴投で一気に一塁走者の三進を許すも、最後は角中を空振り三振に。“古田島優勝”として今季話題にもなった、力強いガッツポーズを決めた。

 「こんなに投げられるとは思っていなかった。毎日緊張しています。ビギナーズラックしすぎて怖い…。いろんな場面で投げさせていただいているので、本当にいい経験ができていると思います」

 これで節目の50登板に到達し、防御率は0・79。このまま「50登板&防御率0点台」でシーズンを終えれば球団では14年比嘉以来2人目、パ・リーグの新人では初の快挙だ。古田島について「最初の頃はそこまでの信頼感がなく、だんだん、つかみ取った地位。彼も本当に成長した」と目を細めた中嶋監督は、報道陣から記録のことを伝え聞くと「じゃあ、(今後の登板を)やめましょうか」とニヤリ。

 即座に「いや、そんなことないです。今、人がいないんで」と苦笑いしながらも、「元気だったらですね。ボールがへたっていなかったら」とシーズン完走への期待を口にした。古田島本人も力強く「ゼロで帰ってきますよ。頑張ります」と残り試合の熱投を誓っていた。

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