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ビューラー「厳しい1年だった」2度目TJ手術から復帰後1勝止まりも大一番で5回1失点 PO「楽しみ」

2024年09月27日 16:38

野球

ビューラー「厳しい1年だった」2度目TJ手術から復帰後1勝止まりも大一番で5回1失点 PO「楽しみ」
パドレス戦に先発したドジャース・ビューラー(AP) Photo By AP
 【ナ・リーグ   ドジャース7―2ドパドレス ( 2024年9月26日    ロサンゼルス )】 ドジャースは26日(日本時間27日)、本拠でのパドレス戦に逆転勝利。猛追する2位パドレスをかわしてレギュラーシーズンのホーム最終戦で3年連続ナ・リーグ西地区優勝を決めた。先発したウォーカー・ビューラー投手(30)は5回1失点と粘投。中4日で迎えた大一番で仕事を果たし、チームを勝利に導いた。
 立ち上がりは1死からタティスに中前打、2死後もマチャドに左前打を浴びたもののメリルをニゴロに打ち取り無失点。2回も2死三塁のピンチを招いたが、ヒガシオカを左直に打ち取った。

 4回には1死一塁からボガーツを遊ゴロ併殺に打ち取りガッツポーズを見せる場面も。5回1死二、三塁かあらアラエスの一ゴロの間に三塁走者の生還を許し、先制点を与えたものの最少失点で傷口を広げなかった。

 試合後、ビューラーは「(今夜の投球は)何か1つが良かったわけではなく、三振は1つしかとれなかったけれど、競い合おうとした」と闘志だけは負けなかったと胸を張った。

 そして、「厳しい1年だったけれど、ビッグゲームで投げたいという気持ちは常に頭にあった。(パドレスも)よく投げたが、最後に大きな点をとって助けてくれた。地区制覇だ。(10月のプレーオフは)それが楽しみなんだ」と打線に感謝し、プレーオフを心待ちにした。

 2度目のトミー・ジョン手術から復帰シーズンとなった今季は5月6日のマーリンズ戦で約2年ぶりにメジャー復帰。同18日のレッズ戦では復帰後初勝利を挙げた。ただ、6月中旬に右股関節の炎症で負傷者リスト(IL)入り。8月14日のブルワーズ戦で2カ月ぶりに復帰後は白星をつかめず苦しんだ。

 この日も勝利投手にこそなれなかったが、大一番で粘投。先発は故障者が相次いでいるだけに10月へ好材料となった。

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