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巨人のスガコバコンビが引退表明の広島・野村をねぎらう 小林「今の僕があるのも野村のおかげ」

2024年09月27日 16:38

野球

巨人のスガコバコンビが引退表明の広島・野村をねぎらう 小林「今の僕があるのも野村のおかげ」
巨人の菅野(左)と小林 Photo By スポニチ
 巨人の菅野智之投手(34)と小林誠司捕手(35)が27日、同学年の広島・野村祐輔投手(35)が今季限りで現役引退すると発表したことを受け、それぞれ惜別のメッセージを送った。
 広陵(広島)時代にバッテリーを組んで2007年夏の甲子園準優勝をともに成し遂げた小林は「驚いた気持ちが大きいです」としながらも「いろいろな思いがあって決断したことだと思うので、凄く寂しい気持ちはありますが、まずはお疲れ様という気持ちです」とまずはコメント。

 「高校で3年間、切磋琢磨してやってきたなかで、僕がピッチャーからキャッチャーになった時、ずっとボールを受けさせてもらっていました」と青春時代を振り返りながら「今の僕があるのも野村のおかげです」と続けた。

 野村は明治大を経て2011年ドラフト1位で広島に入団。小林は同志社大、日本生命を経て野村から2年遅れて2013年ドラフト1位で巨人入りした。

 “元甲子園準Vバッテリー”のプロ入り後の対戦成績は打率.294(34打数10安打)、4打点。本塁打はなく、二塁打が1本、そして3三振だった。

 18.44メートルの距離の向こうで、毎回、お互いに勝負を楽しんでいるように見えた2人の時間。最後の対決は2020年10月15日の東京ドーム。先発した野村に対して小林は「8番・捕手」で出場し、最後の打席は遊飛だった。

 「大学、社会人、プロになっても背中を追いかけてきた選手の一人なので、なかなか言葉では言い表せませんが、僕の野球人生において野村との出会いはとても大きいもので、感謝しかありません」と小林。

 「落ち着いたらまた食事をしながらゆっくり、いろんな話をしたいです」と13年間のプロ野球人生にピリオドを打つ“元相棒”の決断を尊重し、ねぎらった。

 また、菅野は「今年は特に、同級生(同学年)とか、なんならもうちょっと下くらいの年代の子たちもどんどん引退されていって。ホントに野村は大学の日本代表とかでも同じ部屋で、ずーっとやってきた仲なんでね。寂しい気持ちもありますけど、でも、切磋琢磨してお互いやれたと思うんで、お疲れ様でしたと伝えたいです」と話した。

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