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法政大学【対東大1回戦】クローズアップ・原田寛樹 持ち前のガッツでレギュラー奪取

2017年05月22日 05:30

野球

法政大学【対東大1回戦】クローズアップ・原田寛樹 持ち前のガッツでレギュラー奪取
今季初スタメンで安打を放った原田(C)スポーツ法政新聞会 Photo By 提供写真
 【対東大1回戦   立大3-2東大 ( 2017年5月20日    神宮 )】
 ◎原田寛樹 【今季初スタメンで安打を放った熱男 持ち前のガッツでレギュラー奪取だ】

待ちに待った一本だった。2年前、ルーキーながら開幕スタメンを獲得した原田寛樹(法3)。1年春は計7試合に出場し、華々しい活躍を見せる。しかしその後は、し烈な内野手争いを制することができず苦しい期間が続いていた。

 今季、慶大戦では代打の切り札として2試合に出場。両打席とも粘ったのちに四球で出塁。確実に次へつなぐプレーで、勝利の影の立役者となってきた。今日は今季初の先発出場。選球眼と打球の質を評価されての抜てきだった。この試合でも、四死球により全ての打席で出塁。そして迎えた8回。初球を思い切り振り抜くと左前安打に。「そろそろ打ちたいなと思っていた」。実に4季ぶりのリーグ戦での安打に笑顔を見せた。

 「ライバルは自分」。そう語る原田は、チームメイトからは“熱男”とも評されるガッツマンだ。久々のスタメンにも、緊張は一切感じていなかった。勝負を楽しんでいる。その様子が打席での目の輝きに表れている。原田にとって、今年はこれまでの練習の成果をぶつける勝負の年。持ち前のバッティングと肩の強さ、そしてガッツで定位置をつかんでみせる。(スポーツ法政新聞会 下河辺果歩)

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