村田 ゴロフキンと戦ったら勝てる?「勝つならトー・トゥ・トー」

2016年10月15日 17:29

格闘技

村田 ゴロフキンと戦ったら勝てる?「勝つならトー・トゥ・トー」
WOWOWのファンイベントに出席した村田諒太(右)と関根勤 Photo By スポニチ
 海外のボクシングを年間100試合以上放送しているWOWOWの番組「エキサイトマッチ」のファンクラブイベントが15日、東京都港区のスペースFS汐留で開かれ、ロンドン五輪ミドル級金メダリストの村田諒太(30=帝拳)やボクシング通のタレント関根勤(63)らが出席した。
 4階級制覇王者ローマン・ゴンサレス(29=ニカラグア、帝拳)や3団体統一世界ミドル級王者ゲンナジー・ゴロフキン(34=カザフスタン)ら現在のボクシング界を引っ張るスター選手らの強さを分析するトークや出席者への質問コーナーのほか、関根勤によるボクサーの物真似や国際マッチメーカー・ジョー小泉氏のジョークが随所に交えられ、会場は何度も笑いに包まれた。

 村田はかつて一緒にキャンプを行った際、ゴロフキンがバスケットボールの3点シュートラインよりも外の位置で座ったままボールを投げ、シュートを決めたエピソードを披露。「筋肉や瞬発力が常人と違う。腕を振ると筋肉が揺れて体に当たってバチバチ言う」と明かし、「ジャブが強くてビックリした。あとは想像以上ではなかったが、ジャブだけは想像以上でもらうと痛かった」と凄さを紹介した。ゴロフキンと戦ったら勝てるかとの質問には「勝つならトー・トゥ・トー(真っ向勝負)ですよ。前へ出ないとやられる」と答え、自身の世界挑戦については「ビリージョー(サンダース=英国、WBO世界ミドル級王者)なら明日にでもやってほしい」と話した。

 今年は1、5、7月と3戦して3KO勝利。年内にもう1試合予定しているが、現時点では未定だ。それでも「ネガティブに捉えてもしょうがない。試合間隔が長くなるなら、それだけ十分な準備ができる」と前向き思考だ。今月2日から10日までは千葉県成田市のゴルフ場でキャンプを行い、12月に米国でWBC世界スーパーフェザー級暫定王座決定戦に出場する三浦隆司(32=帝拳)と一緒に一日約15キロ走り込んだ。「三浦先輩は米国で一番認められている日本人で、僕の目標。刺激になった」と話していた。

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