デラホーヤ氏 メイウェザーを痛烈批判「業界にとって良くない存在」

2017年07月21日 13:30

格闘技

デラホーヤ氏 メイウェザーを痛烈批判「業界にとって良くない存在」
オスカー・デラホーヤ氏 (AP) Photo By AP
 ボクシングプロモーターで元世界王者のオスカー・デラホーヤ氏(44)が、かつて拳を交えたこともあるフロイド・メイウェザーを痛烈に批判。19日のUSAトゥデー紙(電子版)に以下のコメントが掲載された。
 「プロモーターとして個人的に思うことだが、メイウェザーはボクシング界にとって良くない存在だ。彼の出現で今のボクサーは試合やファンのことは考えず、自分のビジネスのことで頭がいっぱいになってしまった」。

 メイウェザーのボクシングといえば、危険を冒さず、ディフェンシブなスタイル。それが強さを支えているが、見ていて面白くないという声もある。「ファンはフルラウンドに渡って動き回るボクサーなど見たくない」とデラホーヤ氏。ビジネス優先の考えがファイトスタイルにも影響を与えていると暗に伝えているのかもしれない。

 ただ、批判は今に始まったことではない。メイウェザーは8月26日(日本時間27日)にコナー・マクレガーとの試合でリングに復帰予定。この格闘家との異色ボクシングマッチについても、正式決定前の5月にデラホーヤ氏は矛先を向けている。ファンに試合を見ないようと呼びかけたメッセージは次のようなものだった。

 「フロイドとコナーの目的が金であることは明らか。試合が終われば2人にとってファンはもはや必要ではなくなり、メイウェザーは再び引退、そしてマクレガーはUFCに戻るのさ」。

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