アンドレ・ウォード 電撃引退表明!現役最強ボクサーがリング去る「ミッション終了」
2017年09月22日 09:18
格闘技
ウォードは2004年のアテネ五輪で金メダルを獲得。同年末のプロ転向後は着実に実績を積み上げ、09年にスーパーミドル級王座(WBAスーパー)に輝いた。昨年11月には階級を1つ上げ、ライトヘビー級王者のセルゲイ・コバレフを判定で下し、2階級制覇を達成。7カ月後に行われたコバレフとの再戦も8回TKOで勝利し、初防衛に成功したが、これがラストファイトとなった。
最終戦績は32戦全勝16KO。現在、米国のボクシング専門誌「リング」のパウンド・フォー・パウンドランキング(全階級を通じての最強ランキング)では1位に選ばれているが、「神の子」と呼ばれた天才ボクサーは、惜しまれながらリングを去ることになった。