「あしたのジュン」、現役女子高校生に判定勝ち「平常心で今日のテーマを遂行できた」
2017年11月20日 21:52
格闘技
矢吹はダウンと判定されたシーンを「何でと思ったけど、セコンドから“落ち着いて”と言われて、仕方ない、ここから取り返そうと冷静に考えられた。平常心で今日のテーマを遂行できた」と振り返った。リング上で15年に52歳で亡くなった父・寿美さんの遺影を見せられると思わず涙したが、「ちゃんと見ていてくれたと思う。よかったです」と顔をほころばせ、次の目標を問われると「大きなことを言えば世界のベルト。違う色のベルトを獲りたい」とステップアップを口にした。
一方の小村は判定が読み上げられた瞬間から涙が止まらず、控え室ではタオルで顔を覆い号泣。21日に大阪へ戻り、ベルトを持って門真西高に登校する夢がかなわず、「勝つことしか考えてなかった。これに凄く懸けていたんで。今後は考えられない」と言葉を絞り出した。