山中慎介 練習を公開「何の迷いもない あとは体調をしっかりするだけ」
2018年02月20日 16:27
格闘技
ボクシングのＷＢＣ世界バンタム級タイトルマッチ１２回戦（３月１日、東京・両国国技館）で王者ルイス・ネリ（２３＝メキシコ）との再戦に臨む同級１位の前王者・山中慎介（３５＝帝拳）が２０日、東京・神楽坂の帝拳ジムで練習を公開した。スパーリングパートナーとして招へいした世界ランカー、マイケル・ダスマリナス（２５＝フィリピン）を相手に２ラウンド行ったスパーリングでは打ち終わりにガードを戻し、接近戦でも連打をガードでしっかりブロックするなど防御を意識。減量着姿でグローブをメキシコのレイジェス社製に替えるとサンドバッグやパンチングボールを叩き、さらにロープ跳びなど１時間以上たっぷりと汗を流した。
山中は「ここまで順調に来れたし、何の迷いもない。あとは体調をしっかりするだけ」とコメント。昨年８月、ネリに４回ＴＫＯ負けして王座を失った反省から防御を改善するなど「悪かった部分は徹底的に直したつもり。一日一日の練習を大事にしてきたと今は凄く感じる。リベンジすることだけ考えて、今までになかったぐらい練習は充実していた」と話した。
帝拳ジムの浜田剛史代表は「今までの試合の山中はいいところを伸ばす心構えでやってきたが、今回に限っては反省材料をプラスして、今までとは違うモチベーションでやってきた」と説明。山中も「前回負けているので厳しい試合になることは間違いない。修正してきた部分も出して、僕が勝って、泣かずに笑ってリングを下りたい」と意気込みを述べた。
帝拳ジムの浜田剛史代表は「今までの試合の山中はいいところを伸ばす心構えでやってきたが、今回に限っては反省材料をプラスして、今までとは違うモチベーションでやってきた」と説明。山中も「前回負けているので厳しい試合になることは間違いない。修正してきた部分も出して、僕が勝って、泣かずに笑ってリングを下りたい」と意気込みを述べた。
