井上尚弥、全米生中継に高揚 勝者はWBSSバンタム級Tに進出

2018年05月23日 14:19

格闘技

井上尚弥、全米生中継に高揚 勝者はWBSSバンタム級Tに進出
調印式を終えた井上尚弥(左)とマクドネル(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 ボクシングのダブル世界戦(25日、東京・大田区総合体育館)の調印式と記者会見が23日、東京ドームホテルで開かれた。WBA世界バンタム級タイトルマッチは3階級制覇を狙う井上尚弥(25=大橋)が6度目の防衛を狙う王者ジェイミー・マクドネル(32=英国)に挑戦。プロモーターの大橋ジム・大橋秀行会長は「この試合はワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)、いわばボクシングのW杯への出場を懸けた戦いになる。必ず素晴らしい試合になる」と、勝者が今秋開幕予定のWBSSのバンタム級トーナメントに進出することを明らかにした。
 試合は英スカイスポーツと米ESPN+により世界的に生中継される。井上は「全米でも生中継されるので、凄く盛り上がっていると自分でも実感している。この先のトーナメント、ビッグマッチにつながるので、この試合をはっきりした形で勝利したい」と抱負。戦い方を問われると「言える範囲は少ないが、まずは全空間を支配して本来の自分のボクシングをするだけ」と語った。

 一方、英国人世界王者として初めて日本で防衛戦に臨むマクドネルは「敵地だが、試合ができるのは大変楽しみ。偉大な選手である井上に勝つことに自信を持っている」とコメント。英米に中継されることには「ビッグマッチだと思う。今後、世界へ向けても大事な一戦。自分はやるべきことをやって勝つ」と語った。

 なお、使用グローブは井上が日本製8オンスで色は黒。マクドネルは日本製を拒否し、持参した金色が主体の米グラント社製を選択した。オフィシャルはレフェリーがルイス・パボン氏(プエルトリコ)、ジャッジがオリバー・ブリエン(ドイツ)、イグナシオ・ロブレス(パナマ)、ピニット・プラヤドサブ(タイ)の3氏が務める。

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