尚弥、KO宣言!勝ってWBSS参戦へ「全空間を支配する」

2018年05月24日 05:30

格闘技

尚弥、KO宣言!勝ってWBSS参戦へ「全空間を支配する」
調印式を終えた井上尚弥(左)とマクドネル(撮影・島崎忠彦) Photo By スポニチ
 【WBA世界バンタム級タイトルマッチ   (王者)ジェイミー・マクドネル《12回戦》(同級2位)井上尚弥 ( 2018年5月25日    東京・大田区総合体育館 )】 記録ずくめのKO勝ちで“W杯出場”だ。調印式が23日に都内で開かれ、大橋ジムの大橋秀行会長は賞金トーナメント「ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)」をW杯に見立て、WBA世界バンタム級タイトルマッチの勝者が出場すると明言。国内最速16戦目での3階級制覇を狙う井上尚弥は世界戦6試合連続&世界戦10試合目となるKO勝利を宣言した。
 調印式冒頭のあいさつで、大橋会長は“天国か地獄”の大一番を強調した。「この試合はWBSS、ボクシングのW杯への出場切符を懸けた戦いになる」。これまで公には「試合が終わったら決めたい」としていたWBSS出場について、勝者が今秋開幕予定のバンタム級トーナメントに参戦すると認めた。

 かねて出場宣言していた井上も呼応した。「この先のトーナメント、ビッグマッチにつながる試合なので、ハッキリした形で勝利したい」。もっとも、世界が注目する“モンスター”のマクドネルへの挑戦自体がビッグマッチで、調印式には米国など海外からの記者も出席。英スカイスポーツに加え、米ESPNのストリーミングサービス「ESPN+」での放送も決まった。軽量級では異例となる英米での生中継に、井上も「凄く盛り上がっていると実感している」と歓迎した。

 海外の記者からKOを狙うかと質問されると、「もちろん。そういう流れが来たら必ず狙いたい」と力強く答えた。過去判定負けしかないマクドネルをKOすれば、国内1位の具志堅用高(元WBA世界ライトフライ級王者)に並ぶ世界戦6試合連続KO勝ち。世界戦でのKO勝利数も10と内山高志(元WBA世界スーパーフェザー級王者)に並び歴代1位となる。16戦での3階級制覇は国内最速で、3階級ともKOでの奪取なら日本初。「試合のポイント?全空間を支配して、自分のボクシングをするだけ」。“日本代表”にふさわしい数々の記録を打ち立て、階級最強を決めるステージへ進む。

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