井上尚弥 新元号「令和」で「熱い試合を」 小雪舞う中で山中湖キャンプ
2019年04月01日 17:52
格闘技
常夏のグアムで行った2月の第1次合宿から一転、寒さの中での練習に井上尚は「凍えますよ」と苦笑い。今回は3日間で100キロ以上走る予定で、「へこむぐらいキツいので、これを乗り越えただけで気持ちは強くなります」と気合を入れ、「残り1カ月半、やれることは少なくなっている。これが終われれば、スパーリングをやって、体重調整…あっという間ですから」と表情を引き締めた。
5月18日に英国グラスゴーで開催される準決勝ではエマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)と対戦。現時点では、この日発表された新年号「令和」になって日本人3番目の世界戦となるが、これまでも多くの記録を打ち立ててきた井上尚だけに、さまざまな“初”を達成する可能性もある。井上尚は「もし、それが初めてになるのであれば、話が語り継がれるのがいいですね」と歓迎し、「熱い試合をしますよ」と誓った。