井上尚弥 新元号「令和」で「熱い試合を」 小雪舞う中で山中湖キャンプ

2019年04月01日 17:52

格闘技

井上尚弥 新元号「令和」で「熱い試合を」 小雪舞う中で山中湖キャンプ
雪の舞う山中湖周辺をランニングする井上尚弥(左)と弟の拓真 Photo By スポニチ
 ワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメントに参戦中のWBA世界同級王者・井上尚弥(25=大橋)が1日、弟でWBC同級暫定王者の拓真(23=大橋)を伴って山梨・山中湖周辺で第2次強化合宿を開始した。
 この日の山中湖周辺は小雪が舞う生憎の天気。午前中はランニングで山中湖を1周し、さらに階段ダッシュなどを行ったが、午後はランニング開始後に雪が本降りになったため途中で中止。プールでのトレーニングに切り替えた。

 常夏のグアムで行った2月の第1次合宿から一転、寒さの中での練習に井上尚は「凍えますよ」と苦笑い。今回は3日間で100キロ以上走る予定で、「へこむぐらいキツいので、これを乗り越えただけで気持ちは強くなります」と気合を入れ、「残り1カ月半、やれることは少なくなっている。これが終われれば、スパーリングをやって、体重調整…あっという間ですから」と表情を引き締めた。

 5月18日に英国グラスゴーで開催される準決勝ではエマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)と対戦。現時点では、この日発表された新年号「令和」になって日本人3番目の世界戦となるが、これまでも多くの記録を打ち立ててきた井上尚だけに、さまざまな“初”を達成する可能性もある。井上尚は「もし、それが初めてになるのであれば、話が語り継がれるのがいいですね」と歓迎し、「熱い試合をしますよ」と誓った。

おすすめテーマ

格闘技の2019年04月01日のニュース

【楽天】オススメアイテム