小原佳太が判定で初防衛 昨年3月誕生の愛娘も観戦「力をくれた」
2021年04月08日 21:31
格闘技
小原は「少し弱気になったところもあるし、見栄えが悪いところもあった。2年前のフィラデルフィアから成長してない。自分自身にガッカリしている」と振り返り、「ストレートボディーが当たっていたけど、相手が思っていた以上に距離感の調整がうまく、攻撃をつなげられなかった。坂井選手は強かったです」と挑戦者を称えた。
「勝った方が世界に向けての準備ができる」と位置付けて臨んだ一戦だったが、力の差を見せつけることはできず、「まだ日本から飛び出せていない」と猛省。それでも昨年3月に誕生した愛娘の俊佳ちゃんも見守る中で“パパ1勝”を飾り、「リングの上は男と男の闘いだけど、娘の姿を見て負けたくない気持ちになった。背中を押してくれたし、力をくれました」と笑顔を見せた。